☆☆葵☆☆



雅紀だった。



少し戸惑いながらも
ドアを開けた。



雅紀
「引っ越すってほんと!?」



すごい剣幕だった。


私は圧されて言葉が出なかった。



雅紀
「ねぇ!ねぇ!ほんとなの!?」



肩を掴まれ、揺さぶられて

やっと我に返った。




「ちゃんと話したいから、
あがって。」



私は雅紀を
私の部屋まで連れて行った。


決心しました。


土曜日に告白します!



対面は恥ずかしいので
メールでパー



たぶん振られますハートブレイク


なんか女子とかに
興味ない感じなのでドンッドンッ

だから振られる覚悟で
告白します!


振られたら振られたで
またいい恋見つけますチョキ



とりあえず土曜日まで
ドキドキしまくります!!


★★雅紀★★




「そーいえば、聞いてる?
葵ちゃん、引っ越すんだって。」




「えっ!?」



午前10時。
遅めの朝食を食べているときに
突然告げられた。




「あら、聞いてなかった?
たしか24日に出発って…。」



24日ってあと3日じゃん!



聞いてないよ!


なんで言わねーんだよ!



俺は朝食を放り出して
葵の家まで自転車を飛ばした。


☆☆葵☆☆



翌日から家の中は
慌ただしくなった。



一週間後に引っ越すことが
決まった。



雅紀とは毎日連絡をとっていた。


でも引っ越すことは
言えなかった。



私はまだこれが悪い夢だと
思っていたから。


雅紀に言っちゃうと
現実になると思って怖かった。





そして気づいたら
引っ越す日まであと3日。



そろそろ言わなきゃマズいな、
そう思っていた時だった。



たまたま一人でいた家に
激しくチャイムが鳴った。


私はクラスの男子U君に
片想いをしています。


面と向かっては
あまり話したことはありません。


でも、一週間前にmixiを通して
メアドを教えてもらいました。


それからメールでは
よく話します。



将来的には告白したいな!


(夏休み入る前か後に)