俺「そっか(^-^)
いいよ、分かってたことだから。」



ゆう「ごめんね。」



俺「大丈夫だって!
さ、帰るか!」



強がりだった。


本当は泣きたかった。


でもゆうに心配させたくなかったから。


必死でこらえた。


気を紛らわせるために、
車を走らせながらひたすらしゃべり続けた。




ゆうは車から降りるとき、
「またね(^-^)」
と言ってくれた。



ゆうの様子を横目で見ながら
俺は続けた。



俺「結構前から好きだったんだ。でも俺、意気地なしだからさ。告白する勇気なくて……。」



ゆう「ありがとう(^-^)
嬉しいよ、そう言ってもらえて。
でも、私はニノが好きだから。
気持ちだけ受け取っとくね!
(^-^)」



分かっていた答えだった。


ゆうはずっとニノが好きだったから。


俺に勝ち目が無いことくらい、
誰だって分かる。



分かっていた答えだけど、

やっぱり実際に言われたら辛い。



俺「やっぱ、海っていいよね。」



ゆう「気持ちいいよね(^-^)
波の音とか風とか…。」



しばらくはお互い黙って、

体全体で海を感じた。



本当に気持ちよかった。

心地よかった。






俺「俺、ゆうが好きだ。」



俺は海を眺めていたまま言った。



ゆうは驚きの表情で俺を見ている。


ゆう「お待たせ(^-^)」



俺はゆうを乗せた車を走らせる。


向かう先は海。





海に着くと2人並んで、海岸沿いに歩いた。



たわいのない話をしながら。



ゆうはこの状況をどう思ってるか分からない。



それでもなんの質問もせず、
俺の隣を楽しそうに歩いている。





この辺かな?




俺達は浜辺に座った。



ゆう「あ、いらっしゃい(^-^)」



俺はいつもどおり、
いつもの席へ。




俺「ねぇ、ゆう。
今日このあと時間ある?」



ちゃんと切り出せた。



ゆう「今日は21時までだから、その後ならいいよ(^-^)。」






21時まで、あと1時間。


俺はドキドキしながら、

でも平静を装いながら、

新聞を読みながら待つことにした。