大野
「じゃ、撮影戻んなきゃ(^-^)」




「あ、あの!!」



慌てて叫んだ。



大野
「なに?(・・?」




「番号! 交換してもらえないですか!?」



大野
「えっ?……。」



やっぱり無理だよね…。



「いや、何でもないです!
撮影、頑張って下さい!」



そう言って立ち去ろうとした。



大野
「いいよ(^-^)」




「えっ?……」



いいよ?


そう言ったの?



近づいて見ようとしても、
野次馬が多すぎて全然見えない。




「すいませ~ん。
通してくださ~い。」



後ろから声が聞こえたので振り返ってみると…。



大野
「あれ?見たことあるよね?
ちょっと待ってよ。」



大野くんだった。



私は驚きのあまり、声が出ない。



大野
「あっ!かおりちゃんだ、かおりちゃん!」



私 (゚Д゚)



大野
「違った?(´・ω・`)」




「いえ。かおりです!」



大野
「オッ!当たってた ^_^」



私は呆然としていた。



時は流れて6月。


最初は寂しかった日々も

2ヶ月も経てば慣れてくる。




ま、そんなわけで、
暇な時間にウィンドウショッピングをするようになった。




で、今日も暇だから表参道に来てみたりして…。



でもなんか今日は混んでるな~。




そう思ってたらやっぱり。


なんか撮影してる。



私は少し、のぞきに行った。



あぁ~あ。

今日の合コンも失敗。


結構気合いいれていったのにな~。


一緒にいった友達はゲット出来たみたい。



あぁ~あ。


もう合コンしない!



決めたんだ。


絶対しない。


いいんだ。


一人取り残されるくらいなら。



そんなわけで私、

合コンから卒業します!



合コンも終盤に近づいてきた。



でもさすが大野くん。


どんなにアプローチをかけても

決して番号を教えていなかった。




ご飯を食べ、お酒を飲む。


本当にマイペースな人だ。



二次会、三次会と進んでも
その姿勢は変わらない。


いつも周りとは少し違う空間にいるよう。



そんな風に客観的に大野くんを見ていた私だが、

そんなことが出来たのは
私が誰にも相手にされなかったから。



いつもそう。


最初は楽しそうにやってるのに

気づいたら周りから男性が離れているの。