☆☆葵☆☆



「こら相葉~!後ろ向くな!」



席替えをしてから何度目だろう。



授業のたびに注意されている。



相葉
「まただよ。
あいつもしつこいよな。」




「ほんどだね(^-^)」



授業中、相葉くんは
ずっと後ろを向いて、
私に話しかけてくれる。


いたって普通の会話。



それでも、
私達の距離を縮めるには
十分だった。


☆☆葵☆☆



代わってもらった?



それって、私に
気があるってことなのかなぁ?



違うよね(^^;)


ただ後ろがいい。


そんな理由だよね。



あぁ、私、
なに考えてんだろ。





でもチャンスだよね。



これで相葉くんと
話す機会も増えるし、
仲良くもなれるし…。



もしかしたら……。



なんてね('-^*)


☆☆★★




「おはよ!」




「お、おはよう。
なんでここにいるの?」



「俺の席、ここなの(^-^)」



私「えっ?
でも確か、一番前じゃ……」




「代わってもらったんだ。」




「そうなんだ…。」




「よろしくね!(^-^)」



「よろしく(^-^)」


★★雅紀★★



座席が順に発表されていく。



川本さんの席は
窓側の一番後ろ。



俺は……。




一番前。


しかも教卓の前。(*´ο`*)=3




なんで俺、
こんなに運無いんだよ。



友人A
「なぁ、席代わってくれない?」



理由を聞くと、
難関大を受験するから授業を
しっかり聞きたいんだとか。


そいつの席は
窓側の後ろから二番目。


つまり、川本さんの前だ。




「おっけー、おっけー(^-^)」




こうして俺は、
川本さんの前の席になった。


☆☆葵☆☆



席が順番に発表されていく。



私の座席は早々に決まった。


窓側の一番後ろの席。




相葉くんの席は
まだ発表されていない。




あっ! あぁ~(*´ο`*)=3



相葉くん、
一番前の教卓のところだ。



また遠い…。



また次の席替えまで
待たないといけないな。


そのはずだったのに…。





翌朝、教室に入ると
私の前の席に相葉くんがいた。