旅立ちの朝 #12a★★雅紀★★今日は葵と勉強教えてもらう約束をした日。でも葵は部活がある。授業が終わるのが16時。葵との待ち合わせは19時。葵から出された課題を机の上に出す。知らない間に教室に1人になっていた。17時半。集中力が途切れてきた。 カキーーン!金属バットの気持ちいい音。その音に誘われて、窓から顔を出した。
旅立ちの朝 *12☆☆葵☆☆今日は雅紀と約束した、勉強を教える日。部活が終わるのが19時。校門で待ち合わせて雅紀の家で勉強することになっている。部活が終わって校門へ向かうと雅紀がいた。私「ごめん!お待たせ!」そのまま2人並んで歩いた。まるでカップルみたいに。たった10分の時間だったけどたぶん私はこの10分間を一生忘れない。
旅立ちの朝 #11★★雅紀★★昼休み、職員室に呼び出された。「お 前、いろんな先生から授業中後ろを向きすぎだ、って言われてるそうだな。」俺「………」「お前、今度のテストで欠点とったら、座席、ずっと教卓の前にするからな!」俺「待って待って!無理無理!」無理に決まってんじゃん!だって俺、毎回欠点だって!職員室から教室に戻る道のりで必死に考えた。どうすればいい……そして浮かんだ案が、葵に教えてもらう、ということだったんだ。
旅立ちの朝 *11☆☆葵☆☆6月も半分が過ぎていた。そろそろ期末テストがある。相葉「ねぇ、勉強教えてくれない?俺、先生に言われてさ~今回のテストで欠点出したらずっと教卓の前の席になるんだよ~(>_<。)」私「いいけど私、試 合前だから部活あるんだけど…。」相葉「いいよ、待ってるから!」私「そう?」相葉「よろしくね!」という訳で、私が雅紀に勉強を教えることになった。緊張する~(>_<)
旅立ちの朝 #10★★雅紀★★俺は席替えしてから嬉しくて授業中も休み時間も、ずっと川本さんと話していた。先生に何回も注意されたけどそんなことより少しでも川本さんと話していたかった。俺「ねぇ、葵って呼んでいい?」思い切って聞いてみた。川本「えっ?…うん。いいよ (〃ω〃)」俺「やった!じゃぁ俺のことも、雅紀って呼んで!(>▽<)」川本「ま、さき?」俺「約束だよ!('-^*)」俺達の距離は、確実に近づいていた。