☆☆★★



「雅紀~!雅紀~!
帰ってるの~!?」




「いるいる!
デッケェ声、出すなよな!」



「帰ってるなら顔ぐらい
出しなさいよ!」



おぼんにジュースを2つのせて
部屋に入ってきた。




「お邪魔してます(^-^)」



「雅紀のためにありがとね~。
もう、ビシバシ教えてくれて
いいからね!」




「アハハ(^^;)」




「もういいから!
勉強の邪魔すんなよな!」



「はいはい(^-^)
あ、葵ちゃん、
夕食用意してるから、
食べてかえってね。」




「そんな、大丈夫です。」



「いいからいいから!
じゃ雅紀!終わったら
店に来てよ!」




「分かった分かった。」


★★雅紀★★



葵が俺の部屋にいる。



そして机に向かうと
その距離は50cmしかなかった。




もし付き合ってたら、
俺、キスしてるな…。




そんなことを考えてしまった。




ドキドキする…。



俺のこの心臓の速さ、
バレてないかな...





「がんばるぞ~!」



そう気合いを入れたとき
下から母ちゃんの声がした。


☆☆葵☆☆



相葉くんの家に着いた。



私達は裏口から入り、
雅紀の部屋へ行った。



雅紀の部屋に入り、
雅紀が差し出してくれた
イスに座った。




緊張する。



こんな狭い空間に雅紀と2人。



しかも2人の間は
わずか50cm程度。



かなり近い。



この距離で一時間。


それを週5日やると思うと
緊張して、
気がおかしくなりそうだ。


☆☆★★




「見てたよ、上から。」




「えっ?」




「すげぇかっこよかった///」




「あ、ありがとう///」



…………







「あ、え、英語さぁ、ちゃんと
単語調べたよ!」




「そ、そう!」




「うん!
でも難しいね!英語って!」


★★雅紀★★



グラウンドでは
ソフトボール部が活動していた。



あ、葵だ…。


さっきの金属音は、
葵だったんだ…。




それからはずっと、
葵を見ていた。



キャプテンである葵は、
普段教室で見ている葵と
全然違った。



カッコイイ…。



いつもとは雰囲気の違う葵に
俺はもっと葵のこと、
好きになった。





そして気づいたら
19時になっていた。