★★雅紀★★



俺は毎朝、
川本さんに挨拶をした。



挨拶をすることで、
川本さんと話せるから…。


そんな理由。





1ヶ月経って、
席替えの時が来た。



川本さんの近くに
なれますように(*^_^*)



あみだクジが回ってきた。



一回川本さんの方を見る。


腕まくりをした。


深呼吸をした。



「よしっ!」



気合いを入れて名前を書いた。


☆☆葵☆☆



「おはよ!」



毎朝、相葉くんが
挨拶してくれる。



私はそれに応える。






気付けば席替えをしてから
1ヶ月が経っていた。



また席替えをする時が
やってきた。



相葉くんと近くになりたい…。



以前にもまして、
そう思うようになっていた。



だから慎重に、
相葉くんのことを考えながら、
神様に願いながら
名前を書いた。


★★雅紀★★



休み時間、


俺は川本さんに話しかけた。




「川本さんって、
去年Cクラスだったよね?」



そう話しかけた。


その後はなにしゃべったのか
全然覚えてない。



ぎこちなかったかな~?


でもこれで分かった。


俺、川本さんのこと
好きなんだ。




そう思うと、
もっとしゃべりたいと思った。


もっと知りたいと思った。


☆☆葵☆☆



チャンスだった席替え。

でもダメだった。


真反対。



これで次の席替えまで
相葉くんと仲良くなれない。


そう思ってた。



なのに、この後の休み時間


相葉くんが私に
話しかけてくれたんだ。



緊張しちゃって
何を話したか覚えてない。


でも相葉くんが話しかけて
くれたことは事実だ。



そのことが、私を幸せにした。



そしてもっと相葉くんを
好きになったんだ。


★★雅紀★★



席替え。


川本さんと近くになったら
話すキッカケが出来るな。



そう思いながら名前を書いた。






結果は……。



はぁ~(*´ο`*)=3



全然反対方向だよ~。



せっかくのチャンスだったのに。



こうなりゃ自力で
話しかけるしかないな。