★★雅紀★★




「ねぇ、葵?」




「ん?」




「あのさ……。
明日で勉強会、
最後でいいかな?…。」




「えっ?」




「いや、あのさ、あの~。



俺が自力で勉強して、
テストで70点以上、
全部とったら、

俺の一生の願い、
聞いてほしいんだ。」




「70点!?」




「うん。頑張ってみる。」




「雅紀がそう言うなら…。
私、応援する!」




「ありがとう(^-^)」


★★雅紀★★



葵に勉強を教えて
もらい始めて3日。



だいぶ2人にも馴れてきた。



ぱっと見はカレカノな関係。



でも葵は俺の彼女じゃない。


もちろん!
俺は葵のことが好きだ。



だけどまだ告白していないし
葵の気持ちも知らない。



前から告白したいと思ってた。



でも告白したことのない
俺にとって、それは

もの凄く勇気のいることだった。



キッカケがない…。



その言葉で逃げていたんだ。


☆☆★★




「あ、そこ。私の家!」




「今日は本当にありがとね
(^-^)」




「ううん(^-^)
じゃぁ雅紀は、ちゃんと宿題
しててよ!」




「大丈夫、大丈夫!
じゃぁ、ほんと、
これからもよろしくね!('-^*)」




「うん(^-^)
送ってくれて、ありがとね!
ばいばいヽ(^^)」




「どういたしまして!
ばいば~い!(^-^)/~」


★★雅紀★★




「大丈夫?重くない?」



何故か俺は、
葵と2人乗りをしている。



まぁ、俺から誘ったんだけど

送るって行為だけでなんか
恥ずかしくなっちゃって、

なんて言ったのか、
全く覚えてない。



2人乗りというこの空間。


恥ずかしくって、
照れちゃって…。


俺、だいぶ汗かいてる。



あぁ、俺のこの熱、
バレてないかな(>_<)


☆☆葵☆☆



雅紀
「今日はありがとね(^-^)」



家までの帰り道。



歩いて帰るって言ったのに
雅紀は「送ってあげる」
って聞かなかった。



だから今、私は自転車に
雅紀と2人乗り。



雅紀との距離。


0mm。



持つところが無いから
雅紀にしがみつくしかない。



ドキドキして
心臓がパンクしそう!



たぶん顔も真っ赤だし…。



あぁ、
雅紀にバレてないかな(>_<)