ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡 -58ページ目

ロイヤル・リゾート那須高原にあるリトリート・センター☆彡

ダンマプロジェクト代表 うめ@梅津礼司が発行するブログです。お困りごと、お悩みごとなら、なんでもご相談にお応じます。みなさんのご訪問を心から歓迎いたします。URL dhammpro.com

私たちは、既に満ち足りている。


この認識・自覚が、「救い」でした。


何が、満ち足りているのか?


私に愛が、満ち満ちている。

私に幸せが、満ち満ちている。

私に平和が、満ち満ちている。

私に知識が、満ち満ちている。

私に力が、満ち満ちている。


そう言えるために、人生がある。

いのちを授かった。


そんな満足を手に入れる一日にしたい。


今朝、そう思いました。




日本では、自己中心と利己主義を同義で用いる人が結構多いですね。

カウンセリング関係では、自己を中心に考えることを大切にします。日本人は、他者との関係性を重視するあまり自己の観念が未発達な場合が見受けられます。


言葉の意味について

自己中心:英語では egocentrism。 物事の中心に自分自身を置いて、世界を解釈することです。これは主に幼児期の心理特性について述べられたのですが、青少年期や成人期でも発達段階で用いられます。


利己主義:英語では egoism。他者の不利益を顧みずに自己の利益のみを追求する生き方のことです。利己主義に対義する言葉は、功利主義utilitarianismです。つまり万人の利益を優先するので公益主義とも言われます。


また利他主義と言う言葉もありますが、これは、自分よりも他者の利益を優先する生き方のことです。


言いたいことは、人間の発達は、自己中心からスタートするわけで、自己中心が満たされなかった幼年期に、発達が遅れた青年、成人になることが間々あり、対人関係を損ねる場合があります。


この場合には、カウンセラーが保護的な親を代理し、自己中心性を肯定的に受容しながら、他者の価値観の多様性を学習します。特に自己中心的な言動が他者に与える影響について考えるようになります。


自己中心性は、自我の発達の上でとても大切な要素です。それは自己を保持する根源的な生の欲求と言えるでしょう。


自己中心性をよりよく発達させると、利他的な生き方に変わります。

「自己があるのは、他者があるからだ」と解るようになります。


他者と自己が共生関係によって成り立っていることが解るようになると、相補性(=補い合い、分かち合うこと)が善い生き方だと理解できるようになります。


やがて功利や公益を考えるようになります。


利己主義は、自然や人間社会に悪影響を与えます。そのことが解れば、利己的な生き方を利他的な生き方に修正できるようになります。




I子さんは、結婚したい人がいますが、結婚生活を考えると不安になります。

「なかなか前に進めない」と、言います。


I子さんは、彼から「家族に紹介して」と言われましたが、I子は自分の家族に嫌悪感を抱いています。だから彼を家族に会わせたくないと思うのです。


母親への嫌悪。
*I子さんは、幼年期に両親が離婚し、母子家庭で育ちました。

*現在は、母と祖父母と叔父と共に暮らしています。

*母親への嫌悪感があります。起因は、母親からたびたび貯金箱のお金を盗まれていたのです。

*I子さんは化学物質過敏症で、タバコの煙を吸うと微熱や吐き気が起こります。そんなI子さんの前で母親が、気にせずに自分の目の前でタバコを吸うことが許せません。

*祖父母と同居するようになってからは、母は度々仮病で仕事をさぼるようになりました。

*祖父母は、母に甘くそんな母をあまり叱りません。文句を言うと「「お前の母親なんだからお前が叱れ」と言われショックでした。I子さんは、「子どもを叱る、育てるは親の努め」と考えます。
*彼とのお付き合いにも、家族は何かと干渉します。
*家が嫌になり、2ヶ月間家出をしたことがあります。
*いまでは、イライラするし、嫌悪感が限界状態です
*I子さんは、だからと言って「家から逃げるために彼と結婚するのも嫌だ」と言います。「
逃げるために結婚するのは彼を利用しているようで」と罪悪感を感じます。

*このまま同居を我慢しなければならないのでしょうか?

それが、I子さんのご相談内容です。


問題は、I子さんの家族に対する「嫌悪感」と、家族のとの別居、彼との結婚です。

家族から離れたい。でも結婚をその理由にしたくない、だから別居できない。

という考えかたでした。


家族との別居願望は、家族への愛着という視点からアプローチしました。

母親のこと、祖父母のこと、嫌だけどこの感情のまま離別することへの恐れがあります。それは、「父が自分を捨てた」ことと、自分が家族を見捨てることが無意識に重なっていました。


家族との離別が、自分と家族の「成長」につながる学習をしました。自律と自立そして新しい家族の創造について考えました。


それから、率直に家族への想いを彼に伝えました。

彼は、現況を受容し、彼女との結婚を希望しました。

I子さんは、家庭環境が、彼を失望させると、思い込んでいました。


I子さんの罪悪感が薄れました。

I子さんの嫌悪は、理想の家族を浮かび上がらせるヒントです。

嫌悪を目標に置き換え、目標をめざして生きるようになると、前進を実感できるようになります。


前に進みたければ、ブレーキを外せばいい。

スタートのスイッチを入れてアクセルを踏む。

そのきっかけ作りが私の援助です。


援助の方法をクライエントから学びます。