危機に備えて、防災グッズを備える。食糧・飲料水を備える。大切なモノを保管庫に収納する。すべてがモノ優先になっています。
しかし、心の備えは万全でしょうか?
「心の備え」が足りないと、備えていたモノが何の役にも立ちません。
「心の備え」とは、「状況を踏まえて、冷静沈着に行動すること」と教えて頂きましたが、役に立つでしょうか?
役に立ったと体験した人は、日ごろから冷静沈着な行動の訓練をしています。
「冷静」は、感情的にならずに理性的で落ち着いた態度のこと。
「沈着」は、驚いたり取り乱したりせずに物事に動じない態度のこと。
危機の時は、まず沈着に、それから冷静に的確な判断・行動ができるようになりたいですね。
最も大切な訓練は、「心の平静」を保つ訓練です。
「心の平静」を保持するには、沢山の学習と訓練が必要です。
「心の平静」を得るには、利己egoや我執self-centerednessの束縛から離れる訓練が必要です。
座禅や瞑想は、そのためにあります。
座禅も瞑想も現象の奥にある真実・真理を発見・体験するための修法です。
「和敬清寂」という言葉があります。茶の湯の「四規」として知られます。
主人と賓客がお互いの心を和らげて、謹み敬い、その場を清浄の雰囲気にします。「おもてなし」の四つの必要条件です。
「心の構え」としての「和敬清寂」を行動にすると、お掃除することになります。
心のお掃除、体のお掃除、お部屋のお掃除、地域社会のお掃除、国家のお掃除、地球のお掃除と広がります。
