T子さんは、アラサ―で独身。
独身の理由は、家庭を持ち上手くやっていける自信がないとのこと。
育った家庭環境で家族の悪い面ばかりが記憶にあり、どうしたら家族を尊敬できるようになるか、悩んでいます。
お話をよく聞くと、母親への嫌悪感が強いようです。
自分は望まれて生まれてこなかった。(母親の不注意な妊娠による入籍が原因)
以来、母の祖母のもとで育てられる。
K子さんは、言います。
経済的に厳しかった母は、K子に理不尽に叱りつけることが多かった。
母は、パートを理由に家事をやらず満足な食事を与えられなかった。
母は、家庭をほったらかしにして、夜遊びをしていた。
母は、男の話を自慢げに話したり、父の悪口を言い、とても嫌だった。
K子さんが、母の身勝手なところを指摘すると、母は怒鳴り散らされ、家を出ろと言われるが、K子にh行くところがなくしぶしぶ家出を思いとどまった。
祖母に、母親に対する気持ちを話すと、祖母は「親の悪口は言う子供は最低だ」と怒った。
母親とK子さんの関係は、埋めようのない大きな溝(不仲)になっている。
と言うことでした。
K子さんの苦悩の中に、母親と仲直りしたいという気持ちがあります。
自分にも直すべき点があるのではないか?という想いもあります。
好きな人がいるけど、親の姿を見て結婚に踏み切れないでいる。
どうしたらいいだろう?
と言うことです。
私の援助法は、母親にどうしてほしかったのか?
祖母や父親にどうしてほしかったのか?
その点を確認しながら、K子が家族にしてほしかった表現をロールプレーイングしました。
K子さんは、して欲しかった言葉や態度をカウンセラーにしてもらいました。
すると、k子さんは、母親のせつなさ、悲しみ、不安、苦悩を理解するようになりました。父親や祖母の置かれた環境と苦悩についても理解できるようになりました。
幸せな家庭を築いていくために、どんな自己形成をすればよいのか、その課題を考えました。
自分の悩み方と行動が、家族とよく似ている。この連鎖を断ち切りたいとK子は決意しました。
K子は、幸せづくりの主役になることを決意しました。
まず自分が変わることを決意しました。
アサ―ティブな会話、労わりの言葉がけ、内省力を養い、K子さんは、前向きに生きるようになりました。