今回は、尊厳について考えました。
尊く、厳かな存在として、自他に敬意を払うこと。
まず、そのように思いました。
次に、かけがえのない尊い存在としての私たち。
厳かは、神聖な存在としての私たちと思いました。
厳かは、辞書では、「重々しくいかめしいさま。礼儀正しく近寄りにくいさま」とありますが、これは常識です。ネガティヴな印象を与えます。
私の理解は、真・善・美への神々しさ、神聖さを「厳か」というと認識しています。
神聖さの三つの要素が、真善美だと思っています。
国際連合憲章は、「基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念をあらためて確認」するとして、人間の尊厳(個人の尊厳)を基本原理としています。
日本国憲法の三大原理は、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義ですが、この原理の根底が、「個人の尊厳」です。
「個人の尊厳」の根底には、「神のこども=人類は兄弟姉妹」という意味や、神から授かった身体、いのちと言う認識から出発しています。
ですから、人間の尊厳とは、誰もが神仏と同様の神聖さを与えられていると感じ取った人間の表現であり、神聖さへの畏敬の念だと解るようになりました。
クライエント様の尊厳とは、援助者の尊厳は平等です。
相談とは、その尊厳を根底・前提に成り立つと理解するようになりました。
カウンセリングやコーチングやコンサルティングの関係性とは、いのちの尊厳を体験する過程であり、お互いに讃え合い、歓び合い、お互いに歩むべき道を確認します。
生きる歓びは、此処から出発します。