私の場合、カウンセリングも、コーチングも、コンサルティングも、一般システム理論が基盤にあります。
一般システム理論とは、
「システムは、互いに作用している要素からなるものである。
システムは、部分に還元することはできない。
システムは、目的に向かって動いている。
一つのシステムの中には、独特の構造をもった複数の下位システムが存在する。
下位システムは相互に作用しあいながら調和し、全体としてまとまった存在をなしている」(引用;wiki
pedia)
と考えます。
つまり、システムとは「相互作用しあう要素の集合体」であり、システムには上位システムと下位システムが入れ子状態になっていて、問題の因果関係を一つの原因と結果に特定できるほど、直線的でも単純でもないという理論です。
人間も家族も学校も会社も地域社会も国家も世界も宇宙も、複雑な要素から成るシステムであり、上下動するスパイラル(螺旋的)な循環構造になっていると私は理解しています。
仏教の諸行無常(すべての存在は変化し続けている)・諸法無我(すべての存在は相互に関係しあって存在している)という真理観と近似していますね。
このことをビジネスコーチングの場面で分りやすく例えるならば、
「人間は、相手や環境の変化で変わることもあれば、人間が変わることで相手や環境が変化することもある。」
「聴く耳を持たない役員・幹部の下では、発言しない部下が生まれ、聴く耳を持つ役員幹部の下では、発言できる部下が生まれる」
「役員・幹部が、良き変革者であれば、社員が良き変革者になり、組織も製品もサービスも変革され、それらの品質が向上・発展・創造されする」
という実感が私にあります。
「部下の手柄は、上司の手柄。上司の失敗は、部下の失敗。」という表現を最近耳にします。一理ありますが、それが直線的単純思考にあたります。
成果中心主義を、システム思考、プロセス思考・指向、統合的アプローチに変革することを、私のコーチングの基本にしています。