アリオン | タクシーに魅せられて

タクシーに魅せられて

ジャパンタクシーの普及とともに、車種の多様化が進む「街の顔」

東京無線に加盟する不二交通(杉並区)では、都内の事業者では珍しく、トヨタの5ナンバーセダン「アリオン」を複数台導入しています。

 

不二交通は日産・Y31型セドリックを主力としていましたが、生産終了後、トヨタ車に切り替えました。

伝統的なLPGタクシー専用セダンの終焉を機に、後継車種を模索する一環で、アリオンを導入したとみられます。

 

アリオン 東京無線1139号車(不二交通) 2021年2月撮影

 

2代目260系(2007年~)のうち、2016年のマイナーチェンジで、衝突回避支援パッケージを設定するなどの改良を受けた世代です。グレードは直列4気筒1500㏄のA15でしょうか。

 

アリオンは今や貴重な5ナンバーセダンで、価格も200万円台とジャパンタクシーに比べて安価でしたが、姉妹車「プレミオ」とともに2021年3月末で生産終了になります。

 

なお、不二交通にはジャパンタクシーも在籍しています。

 

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