NV200 | タクシーに魅せられて

タクシーに魅せられて

ジャパンタクシーの普及とともに、車種の多様化が進む「街の顔」

オレンジ色基調のボディカラーのチェッカー無線に、黄色基調・ボンネット黒塗りという特別な塗装で導入されているのが、日産・NV200です。

トヨタ党が多い同無線ですが、一部の加盟社が少数、NV200を導入しています。

 

NV200 チェッカー無線1593号車(互助交通) 2020年2月撮影

 

互助交通南砂営業所(江東区)の所属。

NV200はいまだに普通のタクシーとして認識されにくいようで、黒いボンネットには、黄色で大きく目立つように「TAXI」と書かれています。

価格が高く、車高があり立体駐車場に収まらないことなどから、セドリックの後継として本格的に増備されるには至っていません。互助交通では、同じ日産のコンパクトカー「ノート e-POWER」の台数の方が多いです。

 

NV200 チェッカー無線5258号車(三信交通) 2016年11月撮影

 

現在は帝都グループとなっている三信交通(大田区)のNV200。標準のガソリンに加え、LPGを燃料として使えるように改造した「バイフューエル車」です。事業譲渡後の車両の処遇が気になります。

側面後方には、NV200が2016年の「おもてなしセレクション」を受賞したことを記念するステッカーが貼られています。