「古家さんが古家先生に…」シリーズも、今回が最終回。

 

 

今回は今月2日に出版された古家先生執筆の「BEATS of KOREA~いま伝えたいヒットメイカーの言葉たち」の本について少しだけ語らせてください。

 

古家先生がお忙しい中、執筆された本ですが、古家先生曰く「売れてません」と嘆いておられました。
そして、「本の感想が少ない。皆さん、感想を送ってください」と。
 
そんなこと言われたら、宣伝するしかないじゃないですか。(私では影響力なしですが…(笑))
 
「古家さんがMCで良かった!」
「古家さんのMCは面白い!」
「古家さん、大好き!」
と、皆さん古家さんを大絶賛してますよね。
 
日頃お世話になってる古家さんに感謝を伝えるべくチャンスがやって来ましたよーって、全オタクに伝えたい。
そうです、古家先生の本を是非手に取っていただきたいのです。(古家先生の回し者か?(笑))
 
 
この本は韓流20周年を迎えた今、2000年から韓国エンタメの仕事に携わってきた古家先生ならではの視点で綴られています。
 
ここ数年で韓国エンタメはブームというより、文化として定着されているように、古家先生が韓国エンタメの魅力を伝え始めた頃と今とでは、随分と変化してきました。
 
私の話になりますが、私が韓国エンタメにハマったキッカケは東方神起。
東方神起ファン(トンペン)は同感してくれると思うのですが、東方神起ってK-POPという感じではないんですよね。
少なくとも私の中では東方神起はJ-POPなのです。
なぜ、韓国からやってきた東方神起がJ-POPなのかって?
これも韓国エンタメを日本で受け入れてもらえる為に試行錯誤した結果なのです。
 
日本、いや世界中で韓国エンタメを受け入れてもらう為に多くの関係者の方々が携わって、今現在の韓国エンタメの人気に結びついているのです。
そんな経緯を、古家先生目線で語られてます。
 
私が一番興味深かったのは、事前に受けた韓流・K-POPに関する質問コーナー。
だって、古家先生を介さなければ知り得なかった事柄が多すぎるのです!
 
例えば、K-POPのアルバムジャケットが韓国と日本と違うのは何故か…。
古家先生視点での音楽チャートのありかたや、ライブ中のスマホ撮影に関する古家先生の考え。
撮影の件はステージ側にいる古家先生だからこその考えが知れて良かったです。(私も古家先生と同意見!)
 
あと、韓国verをなぜ日本語verで歌うのか?
ビジネスだけではなく、これは日本人として本当に感謝しなくてはいけないことで、そのことを知ることで多くのK-POPファンの日本語verの曲に対する意識が変わってくれるといいなぁと、古家先生は書いておられました。
 
古家先生が選ぶ「いま届けたい、とっておきの15曲」というコーナーでは、ウリトゥバちゃんの曲も選曲されております!
どの曲が選曲されてるかは…お手に取ってのお楽しみということで…。
 
この選曲されたトゥバちゃんの曲なんですけど、パンPDが、とあるグループの曲からアイデアをもらったそう。
この、とあるグループの曲。
私は知らなかったので、どんなグループでどんな曲なのか興味津々で拝聴したのですが…
インパクトが凄いし意表を突かれました。
この曲からアイデアをもらったなんて…。
さすがパンPD!
目の付け所が違います。
 
そうそう、古家先生がトゥバちゃんの魅力を「○○○○な清涼美」と例えてるのが、とってもしっくりきました。(○の部分はお手に取ってのお楽しみに…)
 
スペシャルゲストの対談コーナーも、とっても読みごたえがありました!
ステージの裏方を支えている方々との対談で、これもまた知らなかったことが多くて興味津々でした。
この対談からでも分かるのですが、古家先生の知識が膨大過ぎてリスペクト!
韓国の音楽が好きで毎月ソウルのCDショップに、その月にリリースされるほぼ全てのCDを買いに通っていた古家先生。
オタクの中のオタク!
トップオブ ザ オタク!
(古家先生すみません(笑))
この熱量!
なかなか真似出来ないことだと思うのです。
それを今も直、変わらぬ熱量で私たちに韓国のエンタメを伝えていただいてるなんて。
益々リスペクトです。
 
この本に書いてあるのですが、一緒にお仕事をさせていただいた韓国スターで嫌な思いをしたことは、ほぼほぼないと。
韓国スターの皆さんも素晴らしい人間性を持った方々が多いでしょうが、古家先生自身の人間性も素晴らしいからこそ、こうやって多くのスター達に慕われ長くお仕事をされてると思うのです。
いつもニコニコ笑顔の裏側では、私たちが想像出来ないほどのご苦労があると思います。
この仕事が使命だという古家先生。
これからもご活躍を楽しみにしています。
 
 
最後に私にとって印象的だった古家先生の言葉で締めたいと思います。
「音楽を聴くだけの時代から、観ても楽しむ時代になったからこそ、今はしっかりと耳に残る曲を探しもとめているのです」
(私も共感!)
 
朗報!
5月24日にトーク&サイン会。

名古屋でもお待ちしております。

 
それではまたー。