「コムイぃ~♪新入り紹介してくれさぁ(笑)」


ガブリエルは、ラビに引っ張られるままに、司令室へと到着した。

「あら?ガブリエルにラビ。今、探しに行こうと思ってたところよ」

「おう、リナリー!グッドタイミングさぁ(笑)」

司令室で、出迎えてくれたのはリナリー・リー…室長の妹…。彼女とは、まぁエクソシスト同士くらい。彼女は、僕の事も家族だと言ってくれた、優しい子だ。

ちょっと、可愛いなと思って居たりする。

なんて考え事してたら、仕事をしていたらしい新入りを、リナリーが呼んできた。

「はいはーい、私、ラグエルと申しまぁす♪以後、お見知りおきを(にこり)」

「おぉ!またキャラ濃いの来たなぁ~(笑)」

お前もキャラ濃いと思うぞ、僕は(汗)
てか、やっぱ、科学班の奴は、変な人ばっかりだな(汗)

「彼は、ラグエル・マグナス。主に、科学班班長のリーバーくんの補佐をする為に、わざわざ、中央庁から派遣されて来たんだよ」

「…室長が仕事しないから、リーバーが過労死しそうなんだろ…」

「うわぁ~ん、リナリぃー!また、言われちゃったよぉ(泣)」

…やっぱ、シスコン室長…

「兄さんがしっかりやらないからでしょ?(苦笑)」

「またってゆうと、ミカエルが言ったんさぁ?」

「うん。ついさっき紹介したところよ」

「…またミカエルと…」

同じだったのか(ため息)

「ところで、そこの若者達は、何て言うのですかぁ?」

「あっ、自己紹介さ♪…俺がラビで…」

「僕はガブリエルだ」

「ラグエル・マグナスです♪よろしく(笑)」

ズキッ

なんだ?(汗)頭が…痛くなった…まさか、記憶のフラッシュバック?(汗)
じゃあ、僕は、彼と会った事があるのか?…んなバカな…(汗)

「いやはや、お二人さんも将来有望ですなぁ~♪きっとイケメンになります(にこり)」

はぁ?(汗)

「どうゆうことさぁ?」

「なぜなら!このイケメン発見器《イルメン》が反応してますからぁ!」

「おぉ!」

何、感心してんだよ。ネーミング、変だし(汗)てか…くだらない機械だな…室長の危ないのよりましか

「ゴホン!…えぇ、それはそうと。僕がいない時に、任務内容や報告を、彼にしてもらう事もあるから、よろしく頼むよぉ」

「了解さぁ~」

「…わかりました…」

「んじゃ、ラグエルくん、たびたび申し訳ないが、また仕事に戻ってくれる?」

「初めの内ですからねぇ~、仕方ないです♪…じゃぁ、失礼しまぁす(笑)」
そう言って、ラグエルは、司令室を後にした。

「マグナスさんって変わってるでしょ(汗)実は、中央庁でも有名な科学好きなんですって(苦笑)」

「そうなんだ(汗)」

「あの機械、面白かったさぁ~♪今度、貸してもらおうかな(笑)」

「おいおい、やめとけよ(汗)」

「あっ!…ねぇ、アレンくん、まだ食堂に居ると思う?」

「ん?…アレンなら、もう部屋で休んでるぞ…?」

「何々!もしかして、まだ会ってないんさ?任務帰りだったから、てっきり会ったと思ってたさぁ~」

「実は、また、兄さんが紹介し忘れちゃって(苦笑)」

あぁねぇ…僕もおかしいなとは思ってだけど…紹介し忘れだったんだな(怒)

「よしっ!俺が呼びに行くさぁ♪…ガブリエルはどうするさ…?」

「部屋で休むよ、さすがに疲れた」

「そっか。じゃまたなぁ~♪しっかり休めよぉ」


こうして、司令室の前で、ラビと別れた。

マジで疲れたんだけど…なんか、今日はろくな事がないぜ…
それに…ラグエル…アイツと会ってから、なんかおかしいんだ…胸の辺りが…


今までにない感覚を覚えながら、自室へと歩き出した。


「はーい、どもども、私、ラグエルと申しまぁす♪以後、お見知りおきを(にこり)」



「ど、どもです(汗)」
ミカエルは、司令室に着くと、妙にハイテンションの男を紹介されていた。

また変な人だ(汗)

「彼は、ラグエル・マグナス。主に、科学班班長のリーバーくんの補佐をする為に、わざわざ、中央庁から派遣されて来たんだ」

「室長が仕事しないから、リーバーが過労死しそうなんだろ」

「わぁ~ん、リナリー!ミカエルくんが酷い事言うよぉ(泣)」

「兄さん(汗)」

…シスコン室長め…

「おぉ!強気なお嬢さんですね♪それに、将来有望…きっと美人になります…(にこり)」

「えっ!?(汗)」

僕が美人に!?ありえねぇって(汗)

「嘘じゃないです♪…この美人発見器《美視(びみ)》が反応してますからぁ~…ちなみに、リナリーちゃんも反応してるよぉ(笑)」

何、そのネーミング!?てか、ラビが喜びそうな機械だな(汗)

「ゴホン!…えぇ、それはそうと。僕がいない時に、任務内容や報告を、彼にしてもらう事もあるから、よろしく頼むよぉ」

「わかりました」

「えぇ~と、お嬢さんの名前は、ミカエルでいいんですかぁ?」

「あっ、悪い、自己紹介を忘れた。そっ僕の名前はミカエル、よろしくな」

「こちらこそ、よろしくぅ、ラグエル・マグナスです♪(笑)」

ズキッ

なっ、なんだ(汗)ただ、握手をしただけなのに、頭が…痛い…

「じゃ、紹介はこのくらいにして、仕事に戻ってもらえるかな?ラグエルくん?」

「了解でぇす♪(笑)」
部屋を後にするラグエル。それを目で追う。

なんだろ?胸がざわつく…アイツとは初めて会った気がしない…

「ミカエル?」

「…ん?…何、リナリー?」

「なんか、ぼうっとしてるみたいだったから…大丈夫…?」

「あぁ…考え事してただけだから大丈夫だよ(苦笑)」

「マグナスさんって変わってたでしょ(汗)…実は、中央庁でも有名な科学好きなんですって…(苦笑)」

「な、なるほどね…変な機械、持ってたし…(汗)」

「マグナスさんのは兄さんより、安全なものばかりだから、問題ないわ。それより、このあとは部屋に戻って休むの?」

室長が、悲しい顔してこっち見てるよっ!リナリー!(汗)

「いや…修練場に行って座禅する…(汗)」

「そうなの?頑張ってね(にこり)」


なんとも複雑な顔をした室長と、リナリーの居る司令室を後にする。そして、座禅をするべく、修練場へと向かった。

この…ラグエルと会った時からある、胸のざわめきを静めたくて…。


「じゃ、ガブリエル。僕は部屋に帰りますね」


「おう、ゆっくり休めよ」

「あなたもほどほどにして、休んでください…検査が終わったばかりなんですから…」

「わかってるって(苦笑)…じゃなっ」

こうして、食堂の前でアレンと別れた。僕は休まないのかと言われそうだが、全然、休む気にはなれない。なので、これから修練場に行って、座禅でもしようと思う。

修練場と言えばアイツ…居ないことを祈るぜ…

そんな思いも虚しく、1番会いたくない奴がいた。それは…

「ゲッ…神田…(汗)」

そう神田ユウだ。

どうも仲良くなれない奴。

ふたりは、意味もない事で喧嘩が絶えず、アレンと同等に、仲の悪さは教団内に知れ渡っていた。
実のところ、なんで喧嘩ばかりなのか、ガブリエルにもわからなかった。いつから、仲違いし、喧嘩ばかりになってしまったのか。
周りからしたら、ふたりの喧嘩が1番たちが悪い。アレンと神田の場合は、アクマやファインダー関連が多いのだが、ガブリエルと神田では、顔を合わせただけで、口喧嘩とかになる。意味がわからないと、よく言われる喧嘩ばかりだった。

クソッ、なんでよりによって神田がいんだよ

「おい、さっきなんか言ったか?」

「はぁ?言ってねぇよ…なんでお前に、声かけなきゃなんねぇんだよ…(怒)」

「あぁ?(怒)」

またしても、意味もなく睨み合う。するとそこに、思わぬ乱入者が現れた。
「おぉ~い、そこのお二人さん?…また喧嘩さぁ?」

「ん?…ラビ…?」

「チッ」

「ダメだぜ、喧嘩しちゃ…検査終わったばかりだろ?…ガブリエル?」

「あ、あぁ…」

「フンッ、病み上がりが挑発すんじゃねぇよ」

「んだと!?(怒)」

「やめろって!ユウも挑発するなよぉ(汗)」

「フンッ」

ムカつくぜ。ラビが来なきゃ、殴りかかってるとこだが、さすがに、疲れが出てきたみたいだ。

そう思って、神田から離れた位置に、座り込む。一応、座禅の体勢を取った。
ラビがそれを見て、肩をすくませていた。しかし…
「あっ、そうだ」
といきなり呟いたかと思いきや…
「なぁなぁ!さっき、聞いた話なんだけどさぁ。科学班に新しい奴が入ったらしいぜ!」

「新しい奴?」

「…あぁ、アイツか…」

「えっ!ユウはもう会ったんさ?」

「まぁな…任務の報告の時に紹介された…」

「んじゃ、俺らもコムイんとこ行くさ!なっ、ガブリエル?」

「はっ?僕も?(汗)」

今、座禅始めたばかりなんだけど(汗)

「当たり前さぁ!」

「僕はいい…どうせ、嫌でも顔、会わせんだろ…」

「えぇ~、そんなこと言うなよぉ。ほらっ!行くさぁ!!」

「おっ、おい!(汗)」

ラビに、無理やり引っ張られて、修練場を後にした。

修練場に、僕と神田をふたりにすると、また喧嘩をすると思ったんだろうな。

まったく、余計なお世話だっての(苦笑)

ラビは、唯一、気の許せる友だと、僕は思っている。
…あの1年前から…。