心理カウンセラーの藤田です。
先日、友人の社会保険労務士榊裕葵先生がアイドルの路チュー謝罪について、
ビジネス的視点から分析されてました。
榊先生の考える、アイドルの恋愛のあるべき姿も含めとても共感できる内容でしたので、
私もこの件について、心理カウンセラーとして記事を書かせていただきます。

※榊先生の記事はこちら

今回の謝罪は、損害を最小限に抑える為のものであり、それは事務所、松村さん本人にとっても
重要な事でしょう。私は先日行われた乃木坂46の握手会に参加してきましたが、以前に比べ減った感はあるにしろ松村さんの所には、他の多くのメンバーより長い列が出来ていたので謝罪は効果があったのだと考えられます。

ですが、謝罪は起こしてしまった事への対応に過ぎません。恋愛禁止の環境下で「アイドル松村沙友理」として活動していくには、再発防止に取り組む必要があります。松村さんは「やらない」事務所は「させない」為にどう取り組むべきでしょうか?


◆何故起きたのか?
防止策を考えるにあたってまずすべき事は、今回の件が起きた原因の分析です。松村さんはブログにて「自覚が足りなかった」事を書かれてましたが、私は「自覚」が再発防止に効果的では無いと思います。

これは、恋愛の性質を分けて考えると分かります。
便宜上大きく「決意の恋愛」「興味の恋愛」「紛らわしの恋愛」としてみましょう。

1,「決意の恋愛」=リスクも困難も承知の上でこの人と、という真剣交際。
2.「興味の恋愛」=相手への興味や恋愛への興味からのもの。多くの恋愛がこれにあたると思います。
3,「紛らわしの恋愛」=悩みや不安、ストレスを紛らわす手段としての恋愛。

と定義します。
報道を事実とすると、松村さんのケースは3にあたります。また、松村さんはテレビで見ていてハッキリ分かるほど体重の増減が激しいので、元々ストレスの捌け口として食事なり何かに頼るクセがあると思われるので、この点からも3だと考えます。

◆松村さんが取り組むべき事
さて、3だとして、「自覚」は再発防止に有効でしょうか?

残念ながら、自覚が有効なのは2のみです。興味への抑止力として自覚は効果的ですが、他のタイプにはあまり効果はありません。

松村さんのケースに自覚を求めれば、さらにストレスが増すので、仮に恋愛は防止出来ても食事や酒、ギャンブルなど何かに頼るでしょうし、頼る事自体を我慢すれば、いずれ心身に変調をきたしまねません。

再発防止の目的はアイドルとしての価値を守る為ですから、これでは恋愛は防げてもそもそもの目的は達成できません。


松村さんが取り組むべき事は、強い自覚を持つことではなく、ストレスに強い自分作りです。
例えば同じ上司の下でも、悩みやストレスを強く感じる人とそうでない人がいるでしょう。
これは、人はそれぞれ『認知』と呼ばれる、物事の捉え方・考え方のクセを持っている為です。
松村さんの場合、不安やストレスを抱えやすい認知を持っているのではないでしょうか?
ストレス対策としてはこまめな発散も重要ですが、多忙な中では限界があります。

多くのクセを同じく、考え方のクセである認知も、持ってる本人は気づいていないケースが殆どです。また、多くのクセと同じく、本人の努力次第で治す事も可能です。

松村さんはまずご自身の認知を知り、ストレスを感じづらいものに変えていく。事務所は必要なサポートを松村さんに提供していく。

単に強い自覚を求めるのでは無く、こうした取り組みこそが、再発防止に対して効果的であると、私は考えます。


余談ではありますが、私の思うアイドルの恋愛のあるべき姿について。
私は、基本的にすればいいと思っています。ただし、節度を持って。仕事の事ファンの事も考えた上で、それでもという相手であればすべきだと思いますし、周囲はそれを尊重してあげねばならないとも思います。







昨日のカウンセリングで、
クライエントさんに教えてもらい聴いてみました。

ミスチルの「放たれる」

いい。
凄く。

僕がカウンセリングでクライエントさんに気づいて欲しいことの一つが、
この歌にある。

そう思いました。

皆さん、覚えてますか?
秋葉原無差別殺傷事件。
6年前の6月8日。日曜日。


この日は、友人と恵比寿でランチして…帰りに事件を知りました。恐ろしいことが起きたと衝撃を受けたのを覚えてます。

先日のAKB襲撃事件も他の犯罪もそうですが、やったことは許されない。
ただ、そうするに至るまでには、犯人も心の中で苦しんできたのだとも思います。

どこかで、誰かが受け止めて上げれていれば…。

カウンセリングには、そうした防波堤になれる力があると、僕は思います。
だからこそ、もっと世間に認知され、早く利用してもらえるようにせねばとも。

頑張らなきゃな。

しかし、あれから6年か。早いな。