こんにちは。DF心理相談所代表藤田です。

この春からスタートさせた「カウンセラーの聴き方練習会」も来週で6回目を迎えます。
来月分まですでに満席となり、本当に嬉しい限りです。
心苦しくも「定員に達しまして・・・」とお断りさせていただいた方もいらっしゃるので、ちょっと日程を増やしていこうと思っています。

さて、今でこそ精神科でカウンセリングを担当させてもらったり、聴き方練習会を開催させてもらったりしている私ですが、以前はコミュニケーションが苦手でした。人の話など全く聞けず、自己主張も苦手で、人間関係はギクシャクしてばかり。
今回から、そんな私がどうやってスキルを習得し、カウンセリングを仕事にできるようになったのか、当時を振り返りながら書いていきます。

第1回の今回は、傾聴との出会いについて。
私が傾聴に出会ったのは、大学生の時でした。20歳とか21歳くらいだったと思います。全く興味のなかった経済学部にいて、周囲とも馴染めずいた私。なんとなく、人の悩みに携わる人になりたい、と思い、学生ながら受講した産業カウンセラー養成講座の中で、「傾聴」と出会いました。

一通りのスキルを紹介され、ロールプレイをやりました。自分たちのやり取りを録音し、分析もしました。

ですが、全く理解できなかった。

理論は分かったけれど上手くできない、というレベルではなく、自分のやり取りが傾聴として正しいのかそうでないのかすら全く検討のつかないという具合。分からないところが分からなかったので、先生に質問も出来ず。ロールプレイでは頭が混乱し、フリーズしていました。
この産業カウンセラー講座は秋に資格取得試験があるのですが、私は申し込みませんでした。実技試験の傾聴に受かる気が全くしなかったからです。
傾聴では、共感(相手の世界をあたかも体験したように感じること)が求められるのですが、これがどういうことか全く感覚が分からず、出来るようになる自分もイメージ出来ず。どうせ落ちるからと逃げました。

今にして思うと、合格に求められる水準はかなり低く、正直このレベルでは仕事にするには厳しいくらいだったと思いますが(逃げてから数年後にこの資格も受けて合格しました)。

当時の自分にとって難しく思えた理由は、2つあります。
ひとつは、練習の機会がなかったこと。授業でのほんの数時間だけだったので、自分には全く時間不足でした。
もうひとつは、会話能力の低さ。傾聴ではない、人との普通の会話も苦手で極力避けてきたので、能力も会話経験も圧倒的に足りなかったと思います。
傾聴は独特な聴き方で、会話の焦点の当て方など日常会話とは異なるのですが、それでも日常会話をスムーズに出来る人の方が上達が早いです。

そんな私ですが、3年後、懲りずにまた別のカウンセラー養成スクールに通います。ここでスキルを覚えていくのですが、それは次回書きますね。

読んでくださりありがとうございます。

DF心理相談所 代表 藤田大介





こんにちは。先日、ある方から「AKB柏木由紀の熱愛疑惑で記事を書いて欲しい」とのリクエストをいただきました。

折角なのでと、柏木さんがどんな人なのか調べてみましたが、そこから見えてきた柏木像はいうなれば「要領のいいなんちゃって優等生」。

▪️柏木由紀の2面性
調べてみて、柏木さんには2面性を感じました。一つは、自ら積極的に「アイドルは恋愛禁止が当たり前」といった趣旨の発言をし清純さを印象付け、握手会では「釣り師」と言われるほどファン受けする好対応をする。さらに、先月の総選挙後に秋元康さんが「柏木は気遣いの人」を称したほど、周囲へ細やかな配慮をする、模範的アイドルの面。

一方で、今問題になっている「浴衣写真」以外にも合コンに行ったりと、自ら作った模範的アイドル像と正反対の一面も。

おそらく、柏木さんはそこそこ頭がいいのでしょう。自分が何を求められているか、どうすれば好印象を持たれるか分かっていて、それを演じる器用さもある。しかし詰めが甘い。2面性はバレてはいけないのにもかかわらず、男と2ショット写真など撮っていることからも顕著です。自分がオイシイ思いをするために、その場その場で顔を使い分けるだけ。こうしたことは多くの人がやるでしょうし、それでトップアイドルになれたのですから素晴らしい長所だといえますが、表面的で薄っぺらい印象です。

得てして人の本質は、のっぴきならない状況でこそ表れるものです。バレてしまった今が、柏木さんにとってのそれでしょう。で、彼女はどうでしょうか?握手会には出ず、メディアから突っ込まれても何も答えず。罵声を覚悟でファンの前に出ることも、きちんと謝罪や説明をすることもしないままです。仮に上が謝罪等を反対しても、本人に覚悟や勇気があれば出来るはずなのに。その場の正解ばかりを求め演じてきた彼女にはおそらく、正解などない現状でどうしたらいいか分からないのではないでしょうか?

▪️柏木由紀はエースにはなれない
逆境での真摯な姿勢こそが、人の心を動かす。答えのない中で、もがきながらも道を切り拓いていく姿にこそ、人はついていくものです。そうした視点で今回の対応をみると、グループトップクラスの人気がありながら柏木さんがAKBのエースになれないのは、当然と言えます。まあ、ほとぼりが冷めるまで黙っているというのは、「彼女らしい」といえるでしょうが。

「船橋の少女監禁事件の不可解さ」

こんばんは。カウンセラーの藤田です。
最近気になっているニュースがあります。それは船橋の18歳少女が殺害された事件。この容疑者は、同じ若者の凶行でも、今年1月の川崎の事件とも7年前の秋葉原事件とも違うように感じています。

◆分かっていること
この船橋の事件についてニュース等から現段階で分かっていることをまとめると、
・容疑者は20歳の男性2人と、18歳少女、その少女の交際相手の17歳少年の計4名。
・殺害された少女と面識があったのは、18歳少女のみ。
・少女同士でトラブルがあったこと。
・少女が交際相手の少年に相談し、少年が20歳の男性2人に話を持っていったこと。
くらいでしょう。

◆前記の2件との違い
私が最も不可解なのは、殺害の動機です。それを良しとは思いませんが、トラブルのあった少女はまだ分かります。愛する彼女が傷つけられた怒り恨みとすれば、交際相手の少年まだ分からなくはありません。しかし20歳の2人はどうでしょうか?

秋葉原事件の加藤被告は、精神的に追い詰められ自暴自棄になっての犯行でした。川崎の少年Aは暴力による支配でしか自分の居場所を作れなかった為、共犯の2人はAへの恐怖故。だからといって情状酌量の余地があるとは私は思いませんが、それでも2つの事件の犯人には、本人なりのそうせざるを得ない動機がありました。

しかし、今回の20歳の2人にはどうしてもそれだけの動機が見えてきません。殺害したところで多額の報酬が得られたわけでも無いでしょうし、17歳少年や18歳少女を恐れていたとも思えません。「ただ頼まれたから」と推測しますが、だとするとあまりに人間らしい情に欠けた人間のように私には映ります。
人格形成には、育ってきた環境や周囲の人間が大きな影響を及ぼします。だからこそカウンセリングではそうした生育歴に焦点をあてることがよくあるのですが、今回の20歳の2人の生きてきた背景が、私はとても気になります。