「やはり練習あるのみですね!」の間違い | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

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※過去アクセスの多かった記事を加筆修正してアップしています。

 
非常に元気のいい好青年がやってきてドライバーを買っていった。

「まだコースには四回ほど出てませんが、上手くなりたいです!」

非常に好感度の持てる青年であった。礼儀正しいのである。よくよく話を訊いてみると元高校球児。

いやあ、いいですねえ。野球少年!

悩みはスライス。で、ドライバーの選択に入る。

スライスの出ないドライバーがいいのだろうけど…残念ながらスライスはクラブの問題ではなく打ち方の問題である。

スライスの原因は「振り遅れ」だ。「振り遅れ」と言われたら何とか速く振ろうと思って、さらに「振り遅れ」になる。これは勘違いから始まる。「振り遅れ」はクラブフェースが振り遅れているだけで、体の動きが遅いというわけではない。

しかし「振り遅れ」と言われたら速く振らねばと思い、体をより速く振ろうとする。結果体だけがが先に開いて、さらにクラブフェースは振り遅れる。

ではどうすればいいか…

上手な人に見てもらうしかない。日本人か西洋人のレッスンプロ(理論がわかっているので)に見てもらうのが一番いい。あるいは少なくともシングルクラスのフォームがきれいな人に見てもらうのがよかろう。

センスのいい人は別として、実際問題一人で上達するのは難しい。それに手っ取り早く上手くなりたければ、やはり上手な人に見てもらうのが一番だ。

さて、その好青年

「やはり練習あるのみですね!」

確かにそうだけど、我流でやるとますます酷くなる場合もあるので、やはり上手な人と一緒に練習すべきである。

上手な人の定義
1、日本人または西洋人、韓国人のティーチングプロ
2、シングルハンデの人
3、ぱっと見でスイングの綺麗な人

「ゴルフ好きの先輩がいる!」~としても、できれば90を切れない人には教えてもらわない方がいい。

さらには、100を切ったことがない先輩から習うと、自分も100を切れなくなる。気を付けて。

頑張れ、野球少年!