角界の最高峰に上り詰め、同時代の貴乃花には21勝21敗の五分の成績。角界引退後は総合格闘家に転身し、その後プロレスラーとして大いに活躍しました。
プロレスを格下と見なす、古い頭(偏見)の人は、眉をひそめていたに違いないありません。「横綱も落ちたもんだ」みたいな。
かつてそんな扱いをされたのは輪島や北尾でした。借金のカタに親方株を売った輪島、親方夫婦に乱暴を働き角界から追放された北尾。いずれもプロレス界を新天地として再起しましたが、いずれも目は出ず。
その点、曙はプロレスで大成功を収め、大手メディアに取り上げられることも珍しくありませんでした。故G馬場の元子さんより、G馬場の愛車キャデラックを贈られたのは、曙がG馬場の後継者として元子さんより認められたからでしょう。
見た目こわもてですが、本当は優しく誰にも愛される人物であったからこそ、プロレスで大成功したと思います。
相撲界で横綱に上り詰めたことよりも、その後の人生を挫折と再起を繰り返しながら真摯に生きた姿勢に、大いに感銘を受けました。曙さん、お疲れ様でした。
※本稿とは関係ありませんが(↓)
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