正直自己嫌悪 インドネシア今昔物語 | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

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およそ10年前の話で恐縮です
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またつまらないことで声を荒げてしまった。正直自己嫌悪しているのだ。

銀行での話―。この日、130jutaのお金をおろそうとした。明日支払わないといけない、どうしても必要なお金である。

しかし窓口の言い分は

「前日に予約のない場合、100jutaまでしかおろせません」

そういわれても困る。こちらは明日130jutaを払わないといけないのだ。

「どうしても駄目かなあ。明日朝早く必要なのだけど」
「ちょっと待ってください。訊いてきますので」

窓口はまだ新人で、奥のオフィスへお伺いに。

しばらくするとボスらしき、おばさんの女性スタッフがやってきて

「お金がないんです。前日に予約がないと100jutaまでしかおろせません」

さてその「お金がない」にカチンときたハル。

ちょっと待ってよ。お金がないってどういうこと。日本円でたかが100万円ではないか。

「わかった。それじゃあ、100juta現金でおろすから。残り30jutaは送金してくれる」
「送金はできます。今日中につきますから」
「だったら、自分の口座に送金して、今日の午後、30jutaおろしてもいいわけね」

その女性ボス、一瞬固まって


「はい、それだったら大丈夫です」
「ちょっと待って。さっきあなた『お金がない』って言ったじゃいないの。お金なかったらおろせないでしょう」
「……」

ボスのおばさん。こんな突っ込みはされないとでも思っていたのか。
「いえ、お金はあります」
「さっき『ない』って言ったじゃないの」
「規則で前日までに予約のないお客様には一回の引き出しが100jutaまでと決まっているんです」
「だったらなんで『お金がない』なんて言うわけ? こちらも困っているんだから、『お金がない』なんて言い方されたら、カチンとくるでしょう。私の言ってること、おしかいですか?」


と、わざと周りの客に聞こえるように声を荒げてしまった。

また不毛な言い争いをしたハル。朝から自己嫌悪に陥っているのだ。

銀行のおばさん、ごめん。

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