OBについての考察「あのOBがなければ…」 | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

妻がインドネシア人なので、インドネシア関連の話題+世間よもやま話をアップ!

今回は「あのOBさえなければ、○○で回れたのに」という言い訳について考察します。

もし本当にOBがなければどうなるかを考えてみましょう。

場所は、ジャゴラウィゴルフ場、ニューコース一番、さあ、朝一のティーショットは 「パコーン」といい打球音は聞こえたものの、ボールは惜しくもOB方向へ一直線。



さあ、ここからが問題です。今回はOBなしということなので、第二打はその地点からのプレイとなります。谷底深く沈んだボールは、見えているので、ここからアンプレアプルにするか、その地点まで、さそりや毒蛇に遭遇する危険を冒して、第二打を打ちにいくか。

「そんなのアンプレアブルに決まっている」とは、誰しも考えるところ。しかし実際のゴルフでは、ついつい欲をかき、あれなら打てそうと、さそりや毒蛇を恐れず、果敢に第二打でフェアウェイを狙います。

そしてチョロ、チョロ、チョロを繰り返した挙句、結局アンプレアブル。スタートホールにて15打ぐらいを費やし、その日の気力はそこで萎えてしまいます。

 

そう、OB地帯は罰としてではなく、実はみんなへの救済措置として設けられているのです。もしOBがなければ、ジャゴラウィのようなコースでは、スコア200なんて平気で叩きそうではありませんか。

だからOBを打ったなら「しまった、OBだ!」ではなく、「よかったあ、OBで!」と感謝しなければいけません。ゴルフの神様、ありがとう!