「真っ直ぐじゃないか!」
「スライスだろうが!」
とキャディーに食ってかかる人がいます。
実にみっともない。
あるいは口にこそ出しませんが、キャディーをキッと睨む人がいます。こちらもみっともない。入らないのはキャディーのせいではありません。プレイヤーがラインどおりに打てないか、ラインを読み間違えているかのどちらかです。
ダッファーハルも含めて、ほとんどのゴルファーが自分の思い通りにならないプレーを、ついつい他者のせいにしてしまいます。クラブが悪い。コースが悪い。ボールが悪い。天気が悪い。体調が悪い。縁起が悪い…。
まあ言い訳することで、ストレス解消にもなるので、プレイ終了後は全員で言い訳の花を咲かせています。さすがに俺が悪いという人は誰もいません。
「スコアが悪いのはけっして自分が下手だからではなく、~が悪いからだ。けっして自分が下手なのではない」ということです。
ちなみにダッファーハルのよく使う言い訳は
「この頃練習してなくて」
練習してないのは事実としても、潜在意識下で「練習さえすればあなたは上手なのに」と思ってほしいのでしょうか。わかっていながらもこんな言い訳をしてしまうから不思議です。ボーリングなら悪いスコアでも言い訳なんてしないのにねえ。