アメリカツアー今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンが終了しました。

 

桑木さんが通算5アンダーで並んだヘンゼライトさんとのプレーオフを制して優勝しました。昨年の山下さんに続き全英女子オープンで2年連続の日本人選手優勝になりました。

桑木さんは来シーズンからのアメリカツアー参戦に向けて今年のQSに挑戦すると言っていましたが、QSを受験する手間とリスクを省くことができました。ベストタイミングでのアメリカツアー優勝でした。

ずっと言ってきたことですが、女子プロゴルファー23歳最盛期説を裏付けてくれました。アメリカツアーに渡って2~3年経過すると調子が落ちることもありますし、このタイミングで優勝したことは大きいですね。

 

 

優勝スコアは5アンダー、トップテン圏内は1アンダーになりました。アンダーパーの選手は初日25人、2日目19人、3日目終了時13人でしたが最終的には11人となりました。桑木さん以外に竹田さんがトップテン入りしました。勝さんと笹生さんがイーブンパーで惜しくもトップテン入りを逃しました。

 

日本人選手の最終成績です。

優勝 -5 桑木さん 66-70-73-70

6位 -1 竹田さん 69-73-72-69

12位 E 笹生さん 72-73-71-68

12位 E 勝さん 72-68-71-73

23位 +3 西郷さん 69-74-73-71

29位 +4 C岩井さん 68-77-71-72

29位 +4 荒木さん 73-71-74-70

44位 +7 畑岡さん 73-71-76-71

53位 +9 古江さん 76-70-65-82

61位 +11 A岩井さん 72-72-78-73

 

桑木さんは最終組から2組前という絶好の条件で、しかも3日目と同じペアリングというのが幸いしました。岡本綾子さんが最終日最終組は今後のために良い経験になるので最終組を逃したことを悔しがっていましたが、今大会での優勝を想定していなかったのでしょうね。最終組を逃したことが優勝に繋がったと思います。

トップスタートのイェリミノーさんはプレッシャーからかスコアを伸ばせず、実績組のネリーコルダさんとティティクルさんが前半にダボを叩いてもたついていました。

それに対して桑木さんは3バーディ2ボギーと安定したゴルフを続けて終盤にトップに立ち、最終ホールでバーディを獲ったヘンゼライトさんにプレーオフに持ち込まれたものの手堅く優勝した印象です。

天候が全英としては穏やかな日が多く、桑木さん自身もショットが安定していたことが勝因でしょう。国内ツアーでも5月以降調子が上がっていましたし、今年挑戦した海外メジャーでも好成績を残していた自信が大きかったですね。やはりゴルフは自信を持ってプレーすることから始まります。

 

竹田さんも最終日は5バーディ3ボギーの69としてトップテンに滑り込みました。13番から15番の3連続バーディが効きましたね。

 

勝さんは終盤の17番18番連続ボギーでトップテンを逃してしまいました。昨年も惜しい試合で悔しがっていましたが、この終盤はもっと悔しいかも知れません。アメリカツアー優勝が近くて遠いです。

 

古江さんの大失速は桑木さんの優勝よりも驚きました。サードラウンドのベストスコア65を叩き出した翌日なので苦しいラウンドになることはある程度想定していましたが、ボギー7個、ダボ2個、トリプルボギー1個という大荒れの古江さんを見た記憶がありません。飛距離を伸ばした一方でティーショットの精度が落ちていましたが、最終日のフェアウェーキープは僅か4回でした。ショットの不調をパットがカバーしきれず80台の大叩きで順位を一気に下げてしまいました。最近はショットが左に引っかかることで悩んでいましたので、今後尾を引くことが無いように願っています。

 

桑木さんがメルセデスランク2位以下に800ポイントの大差をつけることになりました。年間女王を狙っている選手にとっては残りシーズンで国内メジャーを含む3勝が最低条件になってきました。それだけの成績を残せる選手は複数いますので、最後まで白熱した年間女王争いを見せて欲しいと思います。特に同年代の佐久間さんは思うところもあるでしょうし、後半戦で強さを見せて欲しいですね。

アメリカツアー今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンのサードラウンドが終了しています。

トップはティティクルさん、ユヘランさん、イエミリノーさんと日ごとに入れ替わっています。トップのスコアは何故か初日から動かず7アンダーのままです。アンダーパーは初日25人、2日目19人と推移して3日目終了時には13人に減っています。優勝スコアは7アンダー、トップテン圏内はアンダーパーということになりそうです。

 

予選通過した日本人選手の成績です。

2位 -4 桑木さん 66-70-73

8位 -2 勝さん 72-68-71

8位 -2 古江さん 76-70-65

16位 +1 竹田さん 69-73-72

27位 +3 笹生さん 72-73-71

27位 +3 C岩井さん 68-77-71

27位 +3 西郷さん 69-74-73

40位 +5 荒木さん 73-71-74

56位 +7 畑岡さん 73-71-76

64位 +9 A岩井さん 72-72-78

 

桑木さんはトップと3打差の2位で最終ラウンドに臨みます。昨日のブログで少し落としても通算3アンダー程度で最終日を迎えることができたら優勝圏内と書きましたが、想定通りの展開になりました。しかもトップは実力者のティティクルさんやメジャー2連勝中のユヘランさんではなく、イエリミノーさんに入れ替わりました。最終日最終組でプレッシャーを受けるよりも2組前の方が自分のゴルフをしやすいものですし、60台でプレーできればチャンス十分です。ここまでの3日間、ショットは安定していますので優勝を期待したいですね。

 

勝さんは途中5連続バーディで5アンダーまでスコアを伸ばしましたが、その後ダボが来るなど勝さんらしいゴルフで、結果的にはスコアを伸ばせずトップと5打差で最終日を迎えることになりました。トップとは5打差ですが有力選手の揃った2位グループとは2打差ですから逆転優勝があるかも知れません。パットは相変わらず好調なのでティーショットが荒れなければ・・・ですね。

 

古江さんはサードラウンドのベストスコア65を叩き出してギリギリの予選通過から一気に優勝圏内に入ってきました。3日目はショットが安定し、パットも噛み合って1イーグル4バーディノーボギーの完璧な素晴らしいゴルフでした。久しぶりに古江さんらしさを見せてくれました。ただ、サードラウンドが良すぎました。ネギック理論では最終日に伸ばせないということになりますが、壁を打ち破ることができるかどうか・・・。優勝スコアが伸び悩む展開になればチャンスはあると思います。

 

現時点ではトップテン圏内に3人の日本人選手が入っていますが、竹田さんも通算1オーバーで16位タイです。最終日60台でプレーできればトップテンも見えてきます。

アメリカツアー今季メジャー最終戦、AIG全英女子オープンの予選ラウンドが終了しています。

トップはティティクルさんからユヘランさんに入れ替わりましたが、スコアは7アンダーのまま、アンダーパーが25人から19人に減りました。

このまま行くと優勝スコアは1桁アンダー、アンダーパーフィニッシュが10人程度になるかも知れません。カットラインは予想通り4オーバーで落ち着きました。

 

日本人選手の成績です。予選通過10人、予選落ち7人でした。

2位 -6 桑木さん 66-70

6位 -2 勝さん 72-68

20位 E 竹田さん 69-73

25位 +1 西郷さん 69-74

31位 +2 畑岡さん 73-71

31位 +2 荒木さん 73-71

31位 +2 A岩井さん 72-72

45位 +3 笹生さん 72-73

45位 +3 C岩井さん 68-77

55位 +4 古江さん 76-70

以下、予選落ち

69位 +5 渋野さん 74-73

69位 +5 菅さん 73-74

69位 +5 原さん 72-75

84位 +6 永井さん 74-74

93位 +7 髙橋さん 79-70

93位 +7 山下さん 72-77

129位 +11 佐久間さん 80-73

 

桑木さんはトップと1打差の2位で決勝ラウンドに進みます。ここからが難しいのがアメリカツアーです。3日目はツーサムの最終組になり、予選ラウンドとはリズムが変わりますし、優勝を意識し始めることで予選ラウンドとは別人になる可能性があります。同組の選手はメジャー2連勝中ですからね。この位置を守るというよりも優勝圏内で最終日を迎えたいですね。

 

勝さんは昨年に優勝争いを経験し悔しい思いをしていますので、今大会も上位で決勝ラウンドを迎えることができて優勝したい気持ちが盛り上がっているでしょう。昨年実績からも勝さんに期待したいですね。

同じことが竹田さんにも言えます。昨年も上位、今大会も優勝を狙える位置で決勝ラウンドを迎えます。先週は予選通過したものの決勝ラウンドで84を叩き最下位に沈みましたが、今大会では上位フィニッシュして欲しいと思います。

 

古江さんは初日のスコアと最近の調子から厳しいと思いましたが、ぎりぎり予選通過しました。2日目はダボが先行して7オーバーまでスコアを落としましたが、パットで救われました。好調ではないので上位争いは期待できないと思いますが、気持ちの面ではプラス材料になったと思います。

 

山下さんの予選落ちは意外でした。初日が少し悪くても必ず2日目に盛り返し、終わってみれば日本人選手トップというのが山下さんの実力とメンタルの強さだと思いますが、1ラウンドでトリプルボギーとダブルパーを叩いてしまいました。2つのホールで7打も落としたのですから仕方がありません。本人は実力と言っていますが、ディフェンディングチャンピオンとしての重圧もあったのでしょう。ショットの狂いは気持ちから来たものだと思いますが、この狂いは次の試合に続くものではなく、今大会だけでしょう。

 

国内ツアー組は桑木さんと荒木さんの2人が予選通過し、4人が予選落ちとなりました。予選落ちした4人は引き摺らないことが大事です。