サウジアラビア女子インターナショナルが終了しました。

チャーリーハルさんが通算19アンダーで優勝しました。

日本人選手の成績です。

2位 -18 岩井明愛さん

6位 -16 畑岡さん

9位 -15 岩井千怜さん

17位 -12 竹田さん

 

トップテンが3打差以内という大混戦のバーディ合戦でした。皆さん気持ちよくプレーして、気持ちよく賞金を稼ぐことができた大会でした。

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集は佐久間さんの順番です。

優勝に最も近いと言われていた佐久間さんは4月のKKT杯で初優勝し、結局シーズン4勝で年間女王を獲得しました。36試合に出場して予選落ちは3回、トップテンは19試合でした。2位が2回、3位が3回ありましたので、もっと優勝したかったでしょうね。

 

主要スタッツを2024年シーズンと比較しました。

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.0585(1位)←70.3328(6位)

パーオン率 72.4332(13位)←74.0240(5位)

平均パット数 1.7613(4位)←1.7745(11位)

総パット数 29.0042(7位)←29.4775(32位)

パーセーブ率 89.0764(2位)←88.8889(5位)

平均バーディ数 3.8987(1位)←3.7027(8位)

ドライビングディスタンス 250.29(10位)←250.08(14位)

フェアウェーキープ率 65.5569(56位)←69.8198(26位)

リカバリー率 67.8571(4位)←66.4740(19位)

 

全体的に順位が上がるのはアメリカツアー参戦組4人と小祝さんが抜けたので当然です。

フェアウェーキープ率とパーオン率が前年よりも悪くなっていますが、パットが改善したことでカバーしたと考えられます。やはり優勝を決めるのはパットですね。

今シーズンも年間女王を狙う一番手となるでしょうが、最近では山下さんが2022年と2023年の2年連続で1位になっただけで、日本人選手の連続女王は簡単ではありません。

佐久間さんは安定感と勝負強さの点で山下さんを上回るところまで行っていないですが、国内ツアーで佐久間さんを脅かす選手が少ないのでチャンスは十分あるでしょう。

もともとパットが課題の選手なので、昨シーズンほどパットが入らない可能性があります。パットは優勝回数に直結するので、ショットが安定していても4勝できない可能性もあるでしょう。年間女王連覇の鍵はパットでしょう。

サウジアラビア女子インターナショナルの予選ラウンドが終了しました。

岩井千怜さんが10アンダーまで伸ばしてトップと1打差の2位タイ、竹田さんが9アンダーの4位タイ、畑岡さんと岩井明愛さんが8アンダーで6位タイと、優勝圏内で決勝ラウンドに進みます。上原彩子さんは3オーバーで予選落ちでした。

 

 

 

国内ツアーの選手特集は横峯さくらさんの次は佐久間さんと思いきや、開幕戦出場を表明した小祝さんを取り上げます。

小祝さんは昨年7月の大東建託初日に6アンダー、トップタイでスタートしたものの手首痛で2日目途中に棄権して以来の実戦となります。

昨シーズンは18試合に出場して優勝1回、トップテン入り11回、予選落ち1回と安定した成績でした。勝ち切れないところがあって1勝止まりでしたが、順調であれば年間女王争いをしていたでしょう。

 

小祝さんはメルセデスランク14位ですが、シーズンの出場義務試合数に満たず2025年のスタッツは順位の対象外となっています。シーズン途中までのデータは残っていますので、参考として仮定の順位を書きました。

平均ストローク 70.2759(2位)

パーオン率 75.8621(1位)

平均パット数 1.7871(10位)

総パット数 29.8448(51位)

パーセーブ率 89.4636(2位)

平均バーディ数 3.5862(8位)

ドライビングディスタンス 250.95(10位)

フェアウェーキープ率 62.8853(69位)

リカバリー率 64.2857(19位)

 

フェアウェーキープ率は低いですが、飛距離でカバーしてパーオン率は1位相当の数字を残しています。パットに少し難がある程度で、この傾向はプロデビュー以来続いており、浮き沈みの少ない選手です。

 

今シーズンの小祝さんに関しては故障がどの程度癒えたのかどうかで決まるでしょう。

TFCC損傷という非常に厄介なケガですし、手術をしたと言っても以前の状態に戻すのは簡単ではない筈です。仮に痛みが無いとしてもメンタル面にも影響すると思います。

 

夏頃まで試合を休むと思っていましたが開幕戦から出場するということで驚きましたが、順調に来ているということだと思います。

人気の高い選手ですし、ツアー復帰によって試合が盛り上がると思いますが、人気選手だけに選手寿命を短くして欲しくないという思いはありますので無理をせず、定期的に試合を休むことも検討して欲しいです。

今週の女子ゴルフはアメリカツアーがオープンウイークになっていますが、ヨーロッパツアー開幕戦がサウジアラビアで開催されます。

日本人選手は畑岡さん、竹田さん、岩井姉妹、そして鉄人・上原彩子さんが出場します。

畑岡さんの仕上がりが良いように感じますが、昨年は岩井千怜さんが4位に入っておりコース相性が良いようです。竹田さんはまだ仕上がり途上という感じがします。

 

 

国内ツアーの選手について順番に見ていきたいと思います。年間女王の佐久間さんの前に、このブログを2009年に始めた時から応援してきた横峯さくらさんを取り上げます。

 

横峯さくらさんの2025年シーズンのスタッツです。

メルセデスランク93位

平均ストローク 77位(72.7602)

パーオン率 76位(64.0845)

平均パット数 79位(1.8505)

総パット数 57位(30.0)

パーセーブ率 83位(81.7684)

平均バーディ数 80位(2.5915)

ドライビングディスタンス 44位(239.26)

フェアウェーキープ率 66位(63.2797)

リカバリー率 73位(58.8235)

 

プロデビューからアメリカツアー本格参戦前までの成績と比較することはしません。20代前半までのゴルフを40歳前後でできるとは思えないですからね。

2025年と2024年を比較すると平均ストロークはほぼ同じですが、パーオン率は1%程度、パーセーブ率は2.5%程度悪くなっています。また、リカバリー率も5%程度落としています。2024年もシードに程遠い成績でしたが、2025年も同じでした。

 

それでもシードを獲得して欲しいというのはずっと応援してきたファンからすれば当然です。

シード獲得のためには平均ストローク72.0を切ることが前提となります。平均ストローク72.0を切るためにはショットもパットも改善しないといけません。

特にパーオン率の向上が必須条件です。横峯さくらさんはパット巧者ではありませんので、シードのためには最低でもパーオン率70%前後は欲しいですね。5%上げないといけません。

そのためにはショットの精度を上げる必要があります。フェアウェーから100ヤード前後のショットがピンに寄らないどころかグリーンに全く届かないことや左右に大きくブレるシーンが多すぎました。少なくともフェアウェーから打つショットはバーディを狙えるところまで寄せて欲しいですね。

フェアウェーキープ率も気になりますが、データに出る数字ではなく、大きくティーショットを曲げるシーンを減らす必要があります。ラフから打つのは上手いですが、グリーンを狙えないようなティーショットはボギーやダボに繋がるので厳禁です。

パーセーブ率は85%以上、平均バーディ数は3.0以上というのも必須です。これらはパーオン率を69%以上にすることができればかなり近づいて来る筈です。

パットは横峯さくらさんにとっては永遠の課題です。ショットが良ければパットにも良い影響を与えると思いますので、まずショットを固めることが大事です。

 

この数字は無理なのか・・・というと終盤戦のプレー内容が参考になります。

住友生命レディス以降の6試合は全て予選通過しており、この6試合に限ったデータを計算してみました。

平均ストローク 71.39

パーオン率 70.06%

パーセーブ率 86.11%

平均バーディ数 3.33

フェアウェーキープ率 59.92%

総パット数 29.61

 

フェアウェーキープ率はシーズン全体よりも悪いですが、平均ストローク、パーオン率、平均バーディ数ともに20位~30位に相当する数字です。シーズン通してこの数字を残すことができればシードを獲得できますし、優勝の可能性も見えてきます。少なくとね20試合以上でこの数字を残してくれたらファンとしても楽しめると思います。