アメリカツアー、ホンダLPGAタイランド初日が終了しました。

現時点のトップは17アンダー、60台が35人、2桁アンダーが9人です。下位選手もスコアを伸ばしており、アンダーパーが57人に増えています。

昨日のブログで優勝ラインは20アンダー前後、トップテン圏内は15アンダー前後と予想したのですが、2日目は全体的にスコアが伸びましたので優勝スコアが25アンダー前後、トップテン圏内は18アンダー以上に修正しないといけません(汗)。

 

日本人選手の成績です。

3位 -13 岩井千怜さん

10位 -9 勝さん、山下さん

13位 -8 吉田優利さん

22位 -7 古江さん、畑岡さん

45位 -3 竹田さん、岩井明愛さん

50位 -2 馬場さん

56位 -1 吉田鈴さん

58位 E 笹生さん

66位 +3 宮田成華さん

 

2日目はビッグスコア続出でしたので、山下さんや吉田優利さんの67や古江さんの68はスコアを伸ばしていないような感覚になりますし、畑岡さんの72はオーバーパーを叩いてしまったような印象を受けます。ただ、ビッグスコアの翌日はスコアを伸ばせないことが多いので、3日目には順位の変動があると思います。

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集はメルセデスランク5位の高橋さんです。

高橋さんは2018年プロデビュー、2022年のフジサンケイレディスでツアー初優勝したもののその後はなかなか勝てませんでしたが、2025年のサントリーレディスでツアー2勝目を挙げました。

高橋さんは2019年以降ずっとシードを維持してきました。2025年はメルセデスランク5位となり、2020~21年の8位を上回る自己最高成績を残しました。それ以外のシーズンもランク10位台が中心で、デビューシーズンを除くと2023年のランク23位が最低成績でした。

高橋さんの特徴は「安定」と「勝ち味の遅さ」です。

高橋さんが安定した成績を残すのはスタッツを見れば一目瞭然です。

 

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.5270(4位)←70.5452(9位)

パーオン率 75.3030(1位)←72.4843(15位)

平均パット数 1.8121(32位)←1.7873(23位)

総パット数 29.8364(49位)←29.3679(27位)

パーセーブ率 90.2525(1位)←89.3606(3位)

平均バーディ数 3.2000(20位)←3.4245(19位)

ドライビングディスタンス 239.68(41位)←237.64(47位)

フェアウェーキープ率 70.3247(27位)←69.4744(28位)

リカバリー率 70.7566(1位)←70.6667(3位)

 

2025年はパーオン率、パーセーブ率、リカバリー率で1位でした。主要スタッツの3部門で1位ですから上位に入るのは当然です。ショットメーカーらしくパーオン率が高いですし、パーセーブ率とリカバリー率も直近2シーズン続けて上位です。

しかし、高橋さんの勝ち味の遅さはパットに難があることです。平均パット数と平均バーディ数がシーズン複数回優勝や年間女王の妨げになっています。

パットが劇的に良くなることは難しいと思いますので、今シーズンに一変することはないでしょう。今シーズンも勝ち切れない試合が多くなるような気がしますが、高橋さん本人は複数回優勝したいでしょうね。

アメリカツアー、ホンダLPGAタイランド初日が終了しました。

畑岡さんとワナセンさんが7アンダーでトップ、60台が35人、アンダーパーが47人です。

 

日本人選手の成績です。

1位 -7 畑岡さん

16位 -4 山下さん

26位 -3 古江さん、岩井千怜さん、吉田優利さん

36位 -2 馬場さん、勝さん

44位 -1 岩井明愛さん

48位 E 竹田さん、宮田成華さん、吉田鈴さん

62位 +1 笹生さん

 

畑岡さんはフェアウェーキープ13/14、パーオン14/18、26パットで8バーディ1ボギーでした。今シーズンは調子が良さそうですね。できるだけ早くに1勝したいところです。

 

山下さんはフェアウェーキープ12/14、パーオン16/18、30パットで5バーディ1ボギーでした。ショットは良かったですね。ビッグスコアとまでは行かなかったですが好スタートと言っても良いでしょう。

 

古江さんはフェアウェーキープ11/14、パーオン14/18、29パットで5バーディ2ボギーでした。まずまずの内容だと思います。

 

今シーズン初戦の吉田優利さんはフェアウェーキープ13/14、パーオン14/18、29パットで3バーディノーボギーでした。バーディ量産とはいきませんでしたがボギーフリーでした。シーズン初戦の初日としてはまずまずです。

 

同じく今シーズン初戦の馬場さんと勝さんも無難なスタートでした。

昨年の優勝スコアは28アンダーでしたが、今年の優勝ラインは20アンダー前後、トップテン圏内は15アンダー前後でしょうか。

 

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集はメルセデスランク4位の菅楓華さんです。

菅さんは2024年にプロデビューし、22試合に出場してトップテン4回、予選落ち6回でしたが、2025年は35試合に出場し、ミヤギテレビ杯で初優勝、トップテン16回、予選落ち3回と安定した成績を残しました。

 

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.5500(5位)←70.9977(14位)

パーオン率 73.3238(5位)←72.4954(14位)

平均パット数 1.7763(6位)←1.7796(17位)

総パット数 29.4655(23位)←29.5574(36位)

パーセーブ率 87.8831(5位)←86.6120(25位)

平均バーディ数 3.7069(6位)←3.6230(10位)

ドライビングディスタンス 240.57(38位)←240.18(42位)

フェアウェーキープ率 69.3161(38位)←68.3841(32位)

リカバリー率 64.8115(15位)61.5894(57位)

 

2024年は出場試合数が少なく、メルセデスランク62位でQTに回りましたが、平均ストロークは14位でしたので、2025年シーズンでのシード獲得は当然でした。

2024年と2025年の主要スタッツを比較すると大きな変化はありません。全体的に安定していますし穴が無いですね。リカバリー率だけは3%アップしましたので、経験と練習の成果でしょう。優勝も経験しましたし、今シーズンは更に上を狙って欲しい選手です。序盤に1勝すれば年間女王の可能性もあります。

 

アメリカツアーも再開し、国内ツアー開幕戦も迫ってきましたので、有力選手特集は高橋さん、鈴木さん、荒木さん、桑木さんまでにしたいと思います。

国内ツアーの有力選手特集3人目はメルセデスランク3位の河本さんです。

河本さんは31試合に出場して2勝、予選落ち1回、棄権2回、トップテン14回という内容でした。

メルセデスランクは3位でしたが、賞金獲得額と平均ストロークは2位でした。

 

河本さんはプロデビューシーズンの2018年にステップアップツアーで4勝、2019年のアクサレディスでレギュラーツアー初優勝と当初は順調でしたが、アメリカツアー挑戦から調子を崩しました。2023年は絶不調でしたが2024年に復調しメルセデスランク7位でした。反動があるかと思いましたが、2025年は2024年を上回る成績を残しました。不調時期と比較するとショットも良くなりましたがパットも良くなりました。

 

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.3711(2位)←70.3378(7位)

パーオン率 69.5393(32位)←70.0210(31位)

平均パット数 1.7541(1位)←1.7536(5位)

総パット数 28.5756(2位)←28.6604(7位)

パーセーブ率 88.9973(3位)←89.2034(4位)

平均バーディ数 3.7366(4位)←3.7453(7位)

ドライビングディスタンス 238.65(48位)←241.19(39位)

フェアウェーキープ率 67.0868(51位)←62.5337(66位)

リカバリー率 70.2847(2位)←70.8042(2位)

 

2024年と2025年を比較すると主要スタッツに大きな変化はありません。フェアウェーキープ率が0.5%程度上がっているくらいです。スタッツから見た河本さんは2シーズン続けて安定していたということです。

パーオン率がもう少し上がれば更に安定した成績を残せると思いますが、技術面の課題と言えばそれくらいでしょうか・・・。年齢的にも一変することは難しいと思いますので、昨シーズン並みのパフォーマンスを残せば年間女王争いに加わることはできると思います。

 

数字の上では佐久間さんを脅かす1番手だと思いますが、暑い夏を上手く乗り切れるかどうかも重要です。2025年は夏に体調を崩して2試合連続棄権ということもありました。

 

2位と3位が合計7回ありましたので、優勝争いにおける勝負強さも課題でしょう。優勝争いする相手選手が河本さんを手ごわいと感じてくれるかどうかです。