住友生命レディス東海クラシック初日が終了しました。

ベストスコアは菅楓華さんの64、60台23人、アンダーパー59人、平均スコア71.5741でした。

 

予選終了時点のトップが10アンダーを超えるとすれば山下さんでしょう。山下さんが12アンダー程度まで伸ばせば優勝スコアは15アンダーどころではないかも知れません。

一応、3日間で15アンダー前後まで伸ばさないと優勝争いに絡めない試合になると思いますので、予選終了時点で8アンダー以上まで伸ばしておきたいところです。

予選カットラインは2アンダーと予想します。場合によっては3アンダーもあるかも知れませんが、ラフが深いので3アンダーまで伸びないかも知れませんが・・・。

 

菅さんは昨年のプロテスト合格した新人選手の中でQT最上位(の筈だった)選手です。レギュラーツアーで上位争いに絡む選手が少ない新人選手の中でリランキング順位は政田さんの次に位置しています。少しずつ試合慣れしてきたと思いますが、このまま3日間突っ走るのは簡単ではないでしょう。

ショットもパットもソツの無い山下さんが1打差の2位ですし、成績に波があるものの何故か勝負強い川﨑さんが4打差につけています。通算23勝の横峯さくらさんとイチヒさんもトップと4打差です。

 

横峯さくらさんは7バーディ1ボギー1ダボの68でした。

3番パー5は初日2番目にバーディが多いホールでしたが、4人もダボを叩いています。サービスホールだけれども落とし穴があるホールでしょう。ダボ4人のうちの1人が横峯さくらさんでした。ティーショットがOBでその後もトラブル続きで6mのパットを入れてのダボでした。あわやトリプルボギーでした。

6番パー3では60センチのパーパットを外してボギーでした。

しかし、2番で1.5mのバーディパット、4番で1.5mのパーパット、7番で7mのパーパット、13番で2.5mのパーパット、15番で3mのバーディパット、16番で3mのバーディパット、17番で8mのバーディパット、18番で5.5mのバーディパットを入れました。いつもなら入らないパットが8回も入っています。

8番と9番はベタピンバーディでした。

2日目はこんなにパットが入らないでしょう。バーディを7個獲るラウンドが2日続くとは思えません。フェアウェーキープが5回だけというのが少し不安を感じます。バーディをこれほど獲れない可能性があるのでティーショットでケガをしないこととセカンドショットの安定が求められると思います。優勝争いに絡む可能性がある一方でボギー先行するとカットラインがちらついて来る位置です。

 

 

優菜ちゃんは3バーディ4ボギーの73で72位タイでした。

フェアウェーキープ5/14、パーオン12/18、30パットでした。ショットの悩みがパットに影響している場面もありました。

素人から見ればわからない程度のショットの違和感が自信を持って振れない状態が続いています。一番の薬はビッグスコアなのでしょうが、まずは予選通過することが必要です。2日目は最低でも60台が求められます。安定したティーショットが影を潜めているのが辛いところですが、今日のラウンドで何かを掴んでくれたら・・・と思います。

18番で長いバーディパットを入れたことが2日目のプレーに繋がってくれたら良いですね。

今週は住友生命レディス東海クラシックが開催されます。

2007年以降、新南愛知カントリークラブ美浜コースが使用されています。

天候次第ですが、優勝スコアは15アンダー前後、予選カットラインもアンダーパーになることが多い大会です。

 

初日ペアリングが発表されましたが、初日アウトスタート第8組で優菜ちゃん、古江さん、山下さんという豪華ペアリングが実現しました。

古江さんは日本の芝生対応、優菜ちゃんはショットの調整といった課題がありますが、山下さんは今シーズンの優勝は無いものの相変わらず好調です。

 

 

一番気になるのは優菜ちゃんの状態ですね。

昨シーズンのクローガークイーン前のCMEポイントは81位でしたが、今シーズンは62位です。コース慣れもあると思いますが、この段階でシードを確実にしています。

今シーズン序盤のHSBCで3位タイ、ミズノで7位タイと2回のトップテン入りでポイントを稼ぎ、今季初戦から11試合連続で予選通過したことが大きいと思います。ただ、全米女子プロ選手権からの7試合のうち6試合で予選落ちしており、調子の良くない状態で今大会を迎えます。

 

5月のワールドレディスで一旦帰国したもののセカンドラウンドで79を叩き予選落ちしてしまいました。見たことの無いようなスコアに驚いたのですが、その時のフェアウェーキープが10/14、パーオンが8/18でした。最近のショット不調はここから始まったのだと思いますが、その後のアメリカツアーでは暫くの間はまずまずの成績を残しています。全米女子プロ選手権からは過去にないほどの不振が続いています。

 

昨シーズンのクローガークイーン前のスタッツと今シーズンここまでのスタッツの比較です。

 

平均ストローク 72.04(79位) ⇒ 71.61(50位)

フェアウェーキープ率 78.51(24位) ⇒ 77.01(21位)

パーオン率 68.11(52位) ⇒ 63.94(126位)

平均パット数 1.82(88位) ⇒ 1.77(4位)

総パット数 30.13(107位) ⇒ 28.9(36位)

 

昨シーズンはグリーン上で苦戦していたのに対して、今シーズンはショットの精度で苦労していることがわかります。特にパーオン率が4%以上も下がっています。

パーオン率は今シーズン途中には66%台ありましたが、やはり女子プロ選手権から下がり続けて今の数字に落としています。フェアウェーキープ率もミズホ終了時点では84%台ありましたので、それ以降の約10試合で7%以上も落としています。

ティーショットの不調と、それに連鎖するようにセカンドショットの不調を招いているのだと思います。

昨年は一旦帰国した住友生命東海クラシックで調子を取り戻して、その後のウォルマートで3位タイとなって最終戦の出場までこぎつけました。

今年も帰国してショットの調整に努力していると思いますが、今週の試合で結果を出して、自信を持って来週以降のアメリカツアーに臨んで欲しいですね。

ソニー日本女子プロゴルフ選手権が終了しました。

4日間のスコア分布です。

1R ベスト64、60台22人、アンダーパー70人、平均スコア71.9154

2R ベスト65、60台19人、アンダーパー60人、平均スコア71.7857

3R ベスト67、60台19人、アンダーパー35人、平均スコア71.3188

4R ベスト66、60台17人、アンダーパー32人、平均スコア71.5652

 

60台でプレーした選手が4日間ほぼ同じ、プレーした選手の約半数がアンダーパーというラウンドが4日間続きました。予選ラウンドと決勝ラウンドのメリハリも無く、最終日は少し風が強かった割に平均スコアはサードラウンドと同程度でした。そのせいかメジャー大会の緊張感が画面を通して伝わってきませんでした。グリーンが遅いのでパットをオーバー目に強く打てる選手がバーディを量産するという設定でしたね。メジャーで必要とされてきた総合力は今大会に関してはあまり必要とされませんでした。沖縄の特殊なグリーンだと仕方がないのかも知れませんが、メジャー大会を開催するコースセッティングではなかったと思います。

 

竹田さんが16アンダーからスタートし69で回り、通算19アンダーで優勝しました。インコースに入ってからスコアが伸び悩みましたが、同組の選手がスコアを伸ばしてこないので中だるみしたようなゴルフでした。本人は力を緩めることはしていないのでしょうが、優勝争いの緊張感を欠く展開でしたので仕方がないでしょう。

山下さんが最終日ベストスコアタイの66で追い上げたことで最後には1打差での優勝となりましたが、竹田さんが楽勝したという印象が残ってしまいます。

 

マスコミはメ大会最小スコアやメジャー最小スコアの可能性に触れていましたが、コースや難易度が違うので比較することには意味がありません。マスコミはいつも意味の無い記録を持ち出して、今大会がいかにレベルが高いのかと言いたいのでしょうが、コースセッティングが甘すぎるのでレベルを語るのは間違いでしょう。

 

アメリカツアー組の3人は芝生が合わないのか、上位フィニッシュできませんでした。日本人選手実力ナンバーワンの古江さんもなかなかビッグスコアを出せませんでした。

 

 

横峯さくらさんは3バーディ1ボギー1ダボの72で通算2アンダー、45位タイで試合を終えました。バーディが先行し、一時は5アンダーまでスコアを伸ばし、あと2つスコアを伸ばせばトップ20も視野に入ると思っていた矢先に3番でボギー、4番のダボでジ・エンドでした。3番パー3では3パットのボギーでしたが、3番4番ともにそれほど難易度が高くないホールだったので残念です。また、最終日はパー5でノーバーディでした。少なくとも5アンダーで試合を終えて欲しかったですね。

リランキング順位を争っている鬼頭さん、泉田さん、高久さん、ベイブリュウさん、大出さん、辻梨恵さんを全て下回ってしまったためリランキング順位が上がらなかったのは痛かったですね。何故かリランキング30位台の選手が頑張った試合でした。

ショットの調子は上がっているので、この順位で終えてしまうのは勿体ないですね。

既にエントリーしている住友生命東海クラシック、ミヤギテレビ杯の2試合で50ポイント以上稼がないと出場枠96人の試合は主催者推薦を待つことになります。

スタンレーとマスターズGCは108人の試合なのでそこまでポイントを積み上げる必要はありませんが、一番大事なシード確保が遠いのが現実です。