アメリカツアー、ホンダLPGAタイランドが終了しました。

予想通りスコアの伸ばし合いとなり、ティティクルさんが通算24アンダーで優勝しました。

2位の岩井千怜さんはパー5でイーグルを2個獲るなど6打伸ばしましたが1打届かず、通算23アンダーで2位でした。

 

畑岡さんは初日好スタートを切りましたが2日目、3日目とボギーが多かったことでスコアを伸ばしきれませんでした。この2日間でボギー10個ですからね・・・。

山下さんは4日間のパーオンが59/72でしたがバーディは19個でした。大バーディ合戦としてはバーディ不足だったですが、国内ツアーと海外ツアーを跨いでいますが2022年から4シーズン続いてトップクラスの成績を残していますので、今シーズンも活躍が期待できそうです。

古江さんはこのコースの過去成績が49位、23位、20位で、今大会でも24位でした。イケイケドンドンタイプのコースなのであまり相性が良くないようです。最終日はパー4でのイーグルがありましたが、伸ばし合いには付いていけませんでした。内容的には悪くないので次の大会での活躍を期待したいです。

吉田さんは2日目に4連続バーディもあり上位フィニッシュを期待しましたが、最終日17番のダボが痛かったですね。ここまでの伸ばし合いでは厳しいでしょうが、アメリカツアーにも慣れて、少し難易度の高い試合で期待したいと思います。今大会は彼女にとってはシーズン初戦で、実戦から離れていましたのでね。

勝さんは4日間通してパーオン率が少し低かったですね。まだ仕上がっていないのかも知れませんが、吉田優利さん同様にシーズン初戦なのでこれからです。

 

日本人選手の最終成績です。

2位 -23 岩井千怜さん

18位 -13 畑岡さん、山下さん

24位 -12 古江さん、吉田優利さん

31位 -11 竹田さん

35位 -9 勝さん

34位 -7 古江さん

48位 -5 岩井明愛さん

53位 -2 馬場さん

61位 +3 吉田鈴さん

63位 +5 笹生さん

65位 +6 宮田成華さん

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集はメルセデスランク7位の荒木さんです。

荒木さんは菅さんと同級生でしたが1回目のプロテストで合格することができず、プロデビューが1年遅れました。

2025年がプロデビューシーズンでしたが、メルセデスランク7位、平均ストロークも7位、36試合に出場して優勝1回、トップテン入り14回、予選落ち8回でした。

TOTOジャパンクラシックでは54ホールを終えて畑岡さんと並んでトップとなり、本戦が中止となった最終日にプレーオフの末に負けてしまいました。その時の3位は山下さん、4位が佐久間さんですから価値ある2位だったと思います。

 

平均ストローク 70.7702(7位)

パーオン率 70.3039(26位)

平均パット数 1.7771(7位)

総パット数 29.2915(16位)

パーセーブ率 86.3976(19位)

平均バーディ数 3.7848(3位)

ドライビングディスタンス 245.06(26位)

フェアウェーキープ率 68.7259(41位)

リカバリー率 64.9329(15位)

 

特徴的なスタッツにはなっておらず、あまり得意不得意の差が無い選手だと思います。もう少しパーオン率が上がれば更に安定してくると思います。平均パット数と平均バーディ数が1桁順位なので「攻め」の方は良いと思います。プロ1年目としては合格点だと思います。2年目のジンクスに嵌ってしまわないためにもシーズン序盤に優勝したいですね。菅さんと切磋琢磨して佐久間さんを脅かす存在になって欲しいと思います。

アメリカツアー、ホンダLPGAタイランドのサードラウンドが終了しました。

連日のバーディ合戦でトップは20アンダーのティティクルさん、2位は2打差でキムヒョージュさんです。トップテン圏内は13アンダーとなっています。やはり優勝スコアは25アンダーを超える勢いですね。最終的にトップテン入りするには18アンダー以上が必要でしょう。

 

日本人選手の成績です。

3位 -17 岩井千怜さん

11位 -12 吉田優利さん

18位 -11 山下さん

27位 -9 畑岡さん

29位 -8 勝さん

34位 -7 古江さん

42位 -5 竹田さん

46位 -4 岩井明愛さん

58位 -2 馬場さん、吉田鈴さん

62位 +1 笹生さん

66位 +5 宮田成華さん

 

イケイケドンドンタイプの選手優位のコースですが、吉田優利さんが健闘しています。トップテンフィニッシュして欲しいですね。山下さんにもトップテン入りの可能性が十分あります。

 

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集はメルセデスランク6位の鈴木愛さんです。

鈴木さんは2020年から2022年までランクを落としていましたが、2023年に1勝してからは以前ほどではないとしてもランクを上げてきました。2024年、2025年と2シーズン続けて2勝しました。

2025年は平均ストローク9位ながらもメジャーを含む2勝したのでメルセデスランクは6位でした。鈴木さんは「パット巧者」であり、高橋さんと対照的に「勝ち味の早さ」が特徴です。優勝争いにおいて賞金女王2回の実績に負けてしまう選手が多いからでしょうか・・・。層が薄くなると強さを発揮する選手だと思います。

 

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.8449(9位)←70.8909(11位)

パーオン率 64.9884(72位)←66.1213(58位)

平均パット数 1.7585(3位)←1.7645(9位)

総パット数 28.3229(1位)←28.4785(4位)

パーセーブ率 87.0370(11位)←86.7076(23位)

平均バーディ数 3.6354(7位)←3.6810(9位)

ドライビングディスタンス 239.47(43位)←242.55(35位)

フェアウェーキープ率 64.9554(58位)←63.7160(61位)

リカバリー率 69.5868(3位)←69.4165(6位)

 

パーオン率が65%前後の選手でシードを確保できる選手は限られた選手だけです。2025年では鈴木さんと瀬令奈さんくらいですね。2人に共通するのはパットとアプローチの上手さです。このレベルのショット力で年間ランク1桁順位に入れるのは鈴木さんだけです。

鈴木さんのショットの中で100ヤード前後はかなり精度が高いです。パー5の平均スコアが4位というのが証明しています。逆にパー3の平均スコアが36位と低いですからミドルアイアンやウッド系のショットの精度が高くないことになります。

 

鈴木さんが一時期ランクを落としていたのは強い若手選手の登場も原因だと思いますが、鈴木さんの気持ちの面でも何かがあったのだと思います。

鈴木さんのモチベーションは通算30勝することにあると思っています。現在22勝、残りは8勝ですが、今年5月には32歳になります。35歳までに永久シードを獲得するためには毎シーズン複数回優勝する必要があり、鈴木さんはそれを目標に頑張るのでしょう。ただ、このショット力で年間女王を獲るのは簡単ではありません。

アメリカツアー、ホンダLPGAタイランド初日が終了しました。

現時点のトップは17アンダー、60台が35人、2桁アンダーが9人です。下位選手もスコアを伸ばしており、アンダーパーが57人に増えています。

昨日のブログで優勝ラインは20アンダー前後、トップテン圏内は15アンダー前後と予想したのですが、2日目は全体的にスコアが伸びましたので優勝スコアが25アンダー前後、トップテン圏内は18アンダー以上に修正しないといけません(汗)。

 

日本人選手の成績です。

3位 -13 岩井千怜さん

10位 -9 勝さん、山下さん

13位 -8 吉田優利さん

22位 -7 古江さん、畑岡さん

45位 -3 竹田さん、岩井明愛さん

50位 -2 馬場さん

56位 -1 吉田鈴さん

58位 E 笹生さん

66位 +3 宮田成華さん

 

2日目はビッグスコア続出でしたので、山下さんや吉田優利さんの67や古江さんの68はスコアを伸ばしていないような感覚になりますし、畑岡さんの72はオーバーパーを叩いてしまったような印象を受けます。ただ、ビッグスコアの翌日はスコアを伸ばせないことが多いので、3日目には順位の変動があると思います。

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集はメルセデスランク5位の高橋さんです。

高橋さんは2018年プロデビュー、2022年のフジサンケイレディスでツアー初優勝したもののその後はなかなか勝てませんでしたが、2025年のサントリーレディスでツアー2勝目を挙げました。

高橋さんは2019年以降ずっとシードを維持してきました。2025年はメルセデスランク5位となり、2020~21年の8位を上回る自己最高成績を残しました。それ以外のシーズンもランク10位台が中心で、デビューシーズンを除くと2023年のランク23位が最低成績でした。

高橋さんの特徴は「安定」と「勝ち味の遅さ」です。

高橋さんが安定した成績を残すのはスタッツを見れば一目瞭然です。

 

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.5270(4位)←70.5452(9位)

パーオン率 75.3030(1位)←72.4843(15位)

平均パット数 1.8121(32位)←1.7873(23位)

総パット数 29.8364(49位)←29.3679(27位)

パーセーブ率 90.2525(1位)←89.3606(3位)

平均バーディ数 3.2000(20位)←3.4245(19位)

ドライビングディスタンス 239.68(41位)←237.64(47位)

フェアウェーキープ率 70.3247(27位)←69.4744(28位)

リカバリー率 70.7566(1位)←70.6667(3位)

 

2025年はパーオン率、パーセーブ率、リカバリー率で1位でした。主要スタッツの3部門で1位ですから上位に入るのは当然です。ショットメーカーらしくパーオン率が高いですし、パーセーブ率とリカバリー率も直近2シーズン続けて上位です。

しかし、高橋さんの勝ち味の遅さはパットに難があることです。平均パット数と平均バーディ数がシーズン複数回優勝や年間女王の妨げになっています。

パットが劇的に良くなることは難しいと思いますので、今シーズンに一変することはないでしょう。今シーズンも勝ち切れない試合が多くなるような気がしますが、高橋さん本人は複数回優勝したいでしょうね。