アメリカツアー、ホンダLPGAタイランドのサードラウンドが終了しました。

連日のバーディ合戦でトップは20アンダーのティティクルさん、2位は2打差でキムヒョージュさんです。トップテン圏内は13アンダーとなっています。やはり優勝スコアは25アンダーを超える勢いですね。最終的にトップテン入りするには18アンダー以上が必要でしょう。

 

日本人選手の成績です。

3位 -17 岩井千怜さん

11位 -12 吉田優利さん

18位 -11 山下さん

27位 -9 畑岡さん

29位 -8 勝さん

34位 -7 古江さん

42位 -5 竹田さん

46位 -4 岩井明愛さん

58位 -2 馬場さん、吉田鈴さん

62位 +1 笹生さん

66位 +5 宮田成華さん

 

イケイケドンドンタイプの選手優位のコースですが、吉田優利さんが健闘しています。トップテンフィニッシュして欲しいですね。山下さんにもトップテン入りの可能性が十分あります。

 

 

 

 

国内ツアーの有力選手特集はメルセデスランク6位の鈴木愛さんです。

鈴木さんは2020年から2022年までランクを落としていましたが、2023年に1勝してからは以前ほどではないとしてもランクを上げてきました。2024年、2025年と2シーズン続けて2勝しました。

2025年は平均ストローク9位ながらもメジャーを含む2勝したのでメルセデスランクは6位でした。鈴木さんは「パット巧者」であり、高橋さんと対照的に「勝ち味の早さ」が特徴です。優勝争いにおいて賞金女王2回の実績に負けてしまう選手が多いからでしょうか・・・。層が薄くなると強さを発揮する選手だと思います。

 

        2025年 ← 2024年

平均ストローク 70.8449(9位)←70.8909(11位)

パーオン率 64.9884(72位)←66.1213(58位)

平均パット数 1.7585(3位)←1.7645(9位)

総パット数 28.3229(1位)←28.4785(4位)

パーセーブ率 87.0370(11位)←86.7076(23位)

平均バーディ数 3.6354(7位)←3.6810(9位)

ドライビングディスタンス 239.47(43位)←242.55(35位)

フェアウェーキープ率 64.9554(58位)←63.7160(61位)

リカバリー率 69.5868(3位)←69.4165(6位)

 

パーオン率が65%前後の選手でシードを確保できる選手は限られた選手だけです。2025年では鈴木さんと瀬令奈さんくらいですね。2人に共通するのはパットとアプローチの上手さです。このレベルのショット力で年間ランク1桁順位に入れるのは鈴木さんだけです。

鈴木さんのショットの中で100ヤード前後はかなり精度が高いです。パー5の平均スコアが4位というのが証明しています。逆にパー3の平均スコアが36位と低いですからミドルアイアンやウッド系のショットの精度が高くないことになります。

 

鈴木さんが一時期ランクを落としていたのは強い若手選手の登場も原因だと思いますが、鈴木さんの気持ちの面でも何かがあったのだと思います。

鈴木さんのモチベーションは通算30勝することにあると思っています。現在22勝、残りは8勝ですが、今年5月には32歳になります。35歳までに永久シードを獲得するためには毎シーズン複数回優勝する必要があり、鈴木さんはそれを目標に頑張るのでしょう。ただ、このショット力で年間女王を獲るのは簡単ではありません。