◎安保関連法が成立
安全保障関連法は19日未明の参院本会議で採決が行われ、自民、公明両党と元気、次世代、改革の野党3党の..........≪続きを読む≫
安保法案が成立しました。
ここにいたるまでのドタバタ劇にはぞっとしました。とくに、野党が一丸になって、「うーそつき、うーそつき、うーそつき」と歌いだしたのには、心底ぞっとした。あれ、小学生がやるやつですよ……。
この法案を戦争法案と呼んだり、戦争を避けるには外交努力でという人たちは、その幼稚さを目に見える形でさらけ出していたことに、あのとき気づいた人がどれくらいいるでしょうか。
彼らはその幼稚さを、この国会でいかんなく発揮してくれました。話し合いが大切だといいながら、言葉ではなく、暴力行為をもって安保法案の阻止をしようとした。本当に恥ずかしい人たちだが、ひとつ、いいことがあったのではないかと思います。
彼らが暴力行為に及んだのは、言葉が無意味だと分かったからでしょう。
つまり、
話し合いが通じない相手がいることが分かったでしょ?
ということだよね。
とはいえ、彼らはこの法案の成立に対し、強行採決だの、民主主義は終わった、だの、幼稚なことを言いたい放題していますから、結局、その幼稚さゆえに何もわからなかったのかもしれません。
そもそも強行採決の、何が悪いの?
というか、強行採決ってなに?
民主主義は多数決で決める数が絶対のシステムである。議会を多数派が締める与党が、その多数をもって法案を成立させることは、強行採決などと非難されるものではなく、普通の民主的プロセスです。
では、政府与党はやりたい放題やってもいいのか?
という疑問が生じます。
ええ、そうなんですよ。やりたい放題やってもいいんですよ。どんなめちゃくちゃな法案を成立させてもいいんです。たとえば、復讐や私刑を認める法案を作ってもいいんです。いっそのこと、気に入らない人なら殺してもいい、なんて法案も出してもいい。
それが、民主主義だから。
しかし、現実に、そんな法案が造られることはありえない。現実に、それくらい、めちゃくちゃな法案が成立されることもない。
なぜなら、そんなむちゃくちゃをすれば、政府与党からも造反が大量に出るからであり、なぜ造反が出るかといえば、(ここでは己の良心などいうものは省きます)次の選挙で民意によって落とされると分かっているからです。もちろん、政府与党も、そのようなむちゃくちゃな法案を立方させることもありません。そんなことをすれば、次の選挙で政権交代をされてしまうと分かっているからです。
だから、むちゃくちゃな法案をつくったり、むちゃくちゃなことはできない。
そのようになっている。
なぜなら、次の選挙で民意は反映されるのだから。
それが、民主主義です。
誰が言ったか忘れましたが、「民主主義は最悪のシステムだが、いままでの人類のなかでは最も素晴らしいシステム」という言葉があります。その通りだと思います。民主主義が終わった、などと言う人は、たぶん、民主主義とは、絶対的に素晴らしいものだという勘違いがあるのではないかと思います。そういえば、多数決で決めることは民主主義ではない、という妄言を吐く反対派もいましたね。
この法案を巡り、独裁だの、民主主義は終わっただのと言っている政治家の皆さんは、いちど、政治家を辞めてもらって、それから大学にでも入り直してあらためて民主主義を学んでくれたらな、と思います。
この安保法案が、民意に背くものであるのなら、安倍自民は次の選挙で大敗するでしょう。安倍総理をはじめとする与党議員も、次の選挙でどうなるか、いまは不安になっているかもしれません。しかし、今回の、野党議員による、あまりにも幼稚な対応を見てるいると、この野党に入れたいと思う人は少ないんじゃないかな、とそう思いますね。
しかし、世論調査では、今回の国会で安保法案の成立に反対する人が多いようですし、まだわかりません。なぜ、これだけ反対する人が多いのに、法案成立に急いだのかといえば、事態はそれだけ緊迫としているからでしょう。
アメリカの戦争に巻き込まれる、という人もいます。だからなんなの? アメリカの戦争に巻き込まれることが何が問題なの? アメリカは同盟国です。同盟国が戦争になれば、同盟国の側につきこれを助けるのは当たり前です。それが嫌なら、アメリカの戦争に巻き込まれる、というのではなく、アメリカとの同盟を白紙にしろ、というべきでしょう。それどころか、日本は、あらゆる国との同盟を避けなくてはいけない。つまり、日本は、自国のみで、国を守らなければならなくなる。本当に、日本だけで護れるのか、不可能ですね。反対派もそれが分かっているから、アメリカの同盟を白紙にしろ、とは言わないのでしょうね。本当に自分勝手な人たちです。
アメリカと同盟を続けたままアメリカとの戦争に巻き込まれるよりも、アメリカとの同盟を白紙にして自国のみで守ろうとした場合、どちらが戦争になる可能性が高いか、問題はそこ。
日本が戦争になる可能性は後者のほうが圧倒的に高い。自国のみで守ろうとしたら、中国はどんどん侵略してくる。確実に。
ましてやいま、そうなりつつある。
アメリカは中東で何もしなくなった。東南アジアでも、中国が軍国主義、帝国主義丸出しの侵略行為をしても、止めることができない。尖閣諸島でも同じ。
集団的自衛権を認める安保法案は、そんなアメリカを一時的につなぎとめるためのものであり、そして、アメリカ以外の国との同盟に可能性を持たせるためのものである。
日本がやられたら助けるけど、自分の国がやられても日本は助けに来ない。そんな日本と、同盟を結んでくれる国なんてほんとどなかった。
しかし、これからは違う。
日本は集団的自衛権を保持することになった。同盟国がやられたら日本も助けに行くことができる。そして日本がやられたら同盟国は助けに出てくる。(といっても、今回の安保法案はかなり骨抜きになっており、実際にできることはほとんどありませんが。)
現実に、同盟を結んでも、そんなにうまいこと動いてくれるかは不明だが、少なくとも、形の上ではそうなる。そして中国のような、侵略国家からすれば、日本を攻撃すれば、同盟国が日本を守るために動くかもしれない、という可能性を持たせることで、これが抑止力になる。そして同盟国は多ければ多いほうがいい。
この安保法案は、日本を守るための、第一歩になる。
そこで、ふと思った。
いったい反対派は、何のために反対をしていたのだろう?