この間、治療中に触っている身体の箇所が身近に感じた。そうすると「触れる」箇所がはっきりしてきていることがわかった。例えば、骨を触るとなったときにその輪郭というのが明確なのである。それは、自分が何に触れているのかというところが明確になってきたということだろう。最初の「身近に感じた」というところは重要なことだと思う。これはつまり「自分事」になったことを指すのではないか。観念的であったことが自分の人生の中でリアルなものに変わったということである。こうなると、触れたそれは何なのかと知識が必要になってくる。そのプロセスによって何事も初めて身につくのであろう。