凡人の成長記録

凡人の成長記録

自分の活動、学習の内容をアウトプットしていきます。

先日の明鏡塾で、現在の受講生の方たちから質問を受ける場面があった。そこで、二期連続で受けている方から


「桑原さんは、背中を触る時にイメージを持って触られていますか?」という質問を受けた。その時に、昔は僕もそんなことを考えていたなと懐かしく思った。


*明鏡塾では、必ず最初に2人一組で背中を触るというワークを行います。その時、相手を触っているか。という確認を行っていきます。


ここで重要なのは、自分は何をしようとしているのか?ということである。「背中を触る」ということをすればいいのであって、イメージを触る訳ではないのだ。であるから、目の前の課題を取り組んだ結果、受け手から「それは、背中を触っていないよ。」とフィードバックをもらうということはある。その時に、自分はイメージを触っていたのだと気づくのである。そこで、自分の頭が働き、相手の背中を自分の手で触れることができていなかったとなる。


だから、最初からイメージも持って触るのでなく、行き着く所は「相手を触る」という一つということを念頭に置くことである。


そして、「背中に触る」の実現のために工夫をする。その工夫は、もちろん「イメージする」という訳でなく、相手のそれを触りにいくための工夫だ。もうそれしかなく、他の道はないと諦めるしかないと思う。


その繰り返しの訓練の中で背中を触りにいくという意志の明確さ、集中力が鍛えられていく。


何事も目の前の課題に取り組む。それに尽きるなと思う。その反復が、明鏡塾でいえば、背中を触るを実現する近道だ。