デヴォンズゲート -37ページ目

デヴォンズゲート

映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

オープニングからあまりにもアツい青島製作所のみなさん。

トップの役員連中が一致団結し、ずるがしこいデブ男の朝比奈までもがいつの間にか改心しているという異様な状況を見た銀行支店長の峰竜太さんが、「もっと早くこうなって欲しかった!」などとイキナリ手のひらを返して会社を応援しだすという変わり身の早さ。

最終回は、このようにアクの強いキャラ達が全員見事に手のひら返ししまくる、まさに逆転に次ぐ逆転劇でムチャクチャ展開を見せていました。

野球部最終戦では、それまで見向きもしていなかった江口洋介さんがちゃっかりと応援に来ており、ちょっと前ならば考えられないほどの笑顔で声援を送っておりました。
もちろんデブの朝比奈なんかもユニフォームを着てやってきたりしててマジで別人と化しております。

青島の幹部連中は二重人格の集まりなんでしょうか。

さらに、にっくきイツワ野球部ピッチャーのニヤケ男ですら、壮絶な試合の中でどんどん改心していくという奇跡の展開。

「あいつ、笑っていないぞ」

そう。
クライマックスで、あのニヤケ面をまさかの封印。

お約束通り7-7のルーズヴェルトゲームを演出する野球部と、応援席で幹部も社員も一緒になって肩を組んで社歌を合唱する青島のみなさん。

まさにスポコンドラマの王道を恥ずかしげもなくやっております。

一方、白熱する野球部の試合とシンクロする形で、技術部では高性能イメージセンサーの開発が、これまた想像を絶する壮絶さで行われていたのでした。

野球部の勝利と共に、イメージセンサーが完成するという、もう何でもアリのファンタジー展開に悶絶してしまいました。

もちろんコンペでは青島のイメージセンサーが軽々と圧勝しますが、このドラマ最大の見どころはその後。

ぼろ負けして愕然とするイツワ社長の姿ではなく、その負け犬をひたすらイジメまくる香川照之さんの姿こそがこのドラマ最高の面白シーンでした。

とんでもないオモシロ顔で悪態をつきまくる香川さんの、半ばふざけてやっているとしか思えない顔芸は一見の価値あり。

原作者の池井戸潤さんですら想定できなかったであろう香川さんのこのパフォーマンスこそが、まさに原作を超えた瞬間なのだと思います。



「540%、いや違う!900%見誤ったんですよ!」←すげーどーでもいい数値をすげー顔して言い直してる香川さん


そもそもこのシーン、ぜんぜん物語に必要ないはずなのにいちばんチカラが入ってますね。


そしてラストは、廃部したはずの青島野球部が、ジュディ・オングの野球部になってあっさり復活しているという超絶ファンタジーで終了しました。

凄まじいラストに感動(いろんな意味で)

こんな濃密なドラマがもう終わってしまうのは淋しいですが、このチームでの次回作が作られることを祈ります。
八話と九話をまとめて鑑賞しました。

鑑賞する時間がなかったわけではなくて、このハイテンションなドラマは、見ているこっちもテンション上げないといけないので大変なんです。

毎回、アニマル浜口さながらの気合いが必要でして、そんなことだから鑑賞後もドッと疲れちゃうのでなかなか見る覚悟ができないというか。

で、やっとこ観たんですが、第八話はのっけから凄かったです。

野球部の敗者復活戦の準決勝が行われたんですが、「決勝でのイツワ電機戦のために沖原を温存しよう!お前らたのむぞ!」てな具合で、サブのピッチャー2人ができるかぎり沖原くんに投げさせないようにする作戦を立てたまではよかったんですが。

先発ピッチャーは負傷、2番手は調子悪いって感じで、まさかの1イニングももたずにあっさり沖原に交代。

使えないにも程があるというか、あまりの不甲斐なさにウケました。

沖原くんが入るまでは、こんな奴らばっかりだったわけだから、ハッキリ言って廃部になってもしょーがねーじゃんって感じですね。

一方、会社トップ連中の攻防のほうもドロ沼になっており、充血した目で鬼気迫る演技を見せる唐沢寿明さん、クールなのに内に秘めた熱さで緊張感を煽る江口洋介さん、始終ニヤケ面のイツワ電機さんたちが織りなす騙し合いの渦中に、カギを握るジュディ・オングさんなども加わり、かなり面白い展開になっておりました。

続く第九話では、運命を決める株主総会が開催され、そのスリリングな展開とカタルシス満点の演出に思わず涙。

経営側も株主側も、マジで熱いっす!

あんな涙目で「この会社が好きです!」なんて言えてしまう会社、なかなか無いですよねきっと。

そこで気付いたんですが、このドラマに漂う異様な熱さとかテンションの高さとか大袈裟な迫力って、実は青春ドラマのノリに近いかもしれないです。

いま、青春ドラマが無くなってきていて、もちろん学園ドラマやスポーツドラマは今季もいろいろあったけど、やっぱ最近のドラマってキャラクターが冷めているとこあるじゃないですか。

ちょっと現代的な視点で、クールだったりコメディに走ったりして「軽さ」が目立つ。

でも『ルーズヴェルト・ゲーム』は、往年のスポ根ドラマみたいに全員アツイ。

ドラマのオープニングでも「最後まで必死にボールを追い続けた男たちの物語」なんてナレーション入るくらいなので、とにかく熱くて重たいんです。

大のオトナが涙目になって頑張っている。

今の時代の視点からするとたぶん「ダサい」と見られちゃうようなガムシャラさが、このドラマの魅力になっているところが興味深いです。

次回は最終回で、もちろん容赦なく苦悩と波乱に満ちた展開になると思いますが、熱くてガムシャラな青島製作所の頑張りを最後まで応援し続けたいと思います。

また感想書きます。
もう、わかんないです。
のっけから何が何だかわかんない。

佐藤健くんと忽那汐里さんが乗ったバスがバスジャックにあいまして、その頃、別の場所では渡部篤郎さんが変態のミッチーに至近距離で銃撃され、あげく監禁されていたぶられてしまいます。

一方、刑事課のその他のマヌケ連中は全員そろって飛び降り自殺しようとしている女を説得しております。

これらの3つの事件が同時進行していくという、すこぶるめんどくせー展開。

さすがビターブラッド。

展開のめんどくささは一級品です。

で、冒頭からめんどくさいので、当然のように全編めんどくさい話でした。

バスジャック犯の計画もめんどくさいし、刑事課の連中による自殺女への説得もめんどくさい。

驚いたのは、ミッチーが渡部さんを拷問するシーンさえもめんどくさかったこと。

銃で撃たれて重傷なのに、ミッチーを挑発しまくって殴られまくるめんどくさい渡部さん。

さらにミッチーは、渡部さんを縛りあげて逆さ吊りにしてしまいます。
めんどくさい見せしめの仕方。

それだけじゃありません。
その後は遊園地の観覧車に爆弾をしかけるわ、バスジャックさせてまで健くんを連れてくるわ、吊られた渡部さんと遊園地の来場者どっちを助けるか選べと脅迫してくるわで、もうめんどくさいこと山の如しです。

俺は思わずテレビの前で叫んでしまいました。

「めんどくせー!」と。

しかも、ミッチーの提案が凄まじいめんどくささでして、もし健くんが遊園地の来場者を救うなら、健くんが爆弾を処理している間にミッチーが渡部さんにトドメを刺しにいくそうです。

なにそのめんどくさい復讐。。。。



↑復讐計画も思考も、やることなすことすべてめんどくさいミッチー



とにかく今回はめんどくさい回でした。

イチバン面白かったのは、冒頭の渡部篤郎さんと西村雅彦さんとのやり取りでしょうか。

渡部さんが警視庁に栄転することになり浮かれていて、初心者のための警視庁マニュアルみたいなのを読んでるのがウケました。
あの本、何が書いてあるんだろう。

そんなこんなで次回はついに最終回です。

果たして、この今世紀最高にめんどくさいゲームを攻略することができるのか?

そしてマヌケな仲間連中の活躍があるのか?(たぶんない)

楽しみですね(嘘)
また感想書きます。