デヴォンズゲート -38ページ目

デヴォンズゲート

映画をとことん冷めた目で見る男「デヴォン山岡」による、
独自の視点による映画感想文。

このドラマはじまって以来の大事件。
なんと花子さんの父上の不倫スキャンダルが発覚しました。

突如、花子さんのボロ家に現れた「新潟の女」。

花子さん一家が騒然とするなか、お母様の室井滋さんと堂々対峙し、お父様との関係を暴露する姿は性悪そのもの。

まさに疫病神といっていい存在ですが、室井滋さんとは対照的な容姿というか、女らしくて色白で若々しい浮気相手は、性欲の強そうな伊原剛志さんなら「あり得なくもないな」と思わせるビジュアル。

で、タイミングの悪い伊原剛志さんが、その現場に帰ってきてしまうところもハラハラしました。
このへんの盛り上げ方が最高ですね。

案の定、修羅場になって追いだされてしまう伊原さん。

ずーずーしくカンニング竹山んちに泊めてもらいに行って、しっかり泊めてあげる竹山さんのいい人っぷりも泣けます。

なんでこんなにいい人なんだろう竹山さん。


↑そもそもあんたが搾取して苦労させてんだろというつっこみを一斉に受ける地主の竹山さん


結局、浮気は新潟女の虚言だったわけで、夫婦的には無事解決したんですが、そんなトラブルを起こすためにわざわざ新潟からやって来たかと思うと、マジであの女怖すぎですよね。

で、今回はこの浮気事件と最愛の爺やである石橋蓮司さんの死が、花子さんの東京進出を決めるきっかけになります。

さらに、花子は出版した本を仲間由紀恵さんに送り、少しですがその友情も回復していっているので、そのへんのやり取りがとても微笑ましいです。

ただ、やはり仲間由紀恵さんのほうのストーリーはシリアスで、自らの居場所の無さに悩む仲間さんの苦悩が続いております。

「なぜわたくしと結婚したんですか?」と聞く仲間さんに、吉田鋼太郎さんが「顔と身分がよかったからじゃあああああああ」などと、相変わらず身も蓋もない返しをしていて感動しました。

このおっさんはまっすぐでいいですね。

さて、次回は花子の東京進出、そしてついに恋愛も発展しそうで楽しみです。

また感想書きます。
各方面で多くの犠牲者を出した上野樹里さん(以下:のだめ)の個人的復讐に、ついに終止符がうたれました。

最後のほうはオダギリジョーさんまで処刑モードになっていましたが、15年も前の恨みだというのに、けっこう衝動的に殺意が爆発するものなんですね。

まったくもって怨念パワーの奥深さを垣間見る内容でした(単にこいつらが執念深すぎる性格なのかもしれませんが)。

さて、ひっぱりまくった黒幕がなんとアイツだったということで、確かに怪しかったですよね。

いや、怪しいと言ってもそれは不信感とかではなくて、なんというか「いくらなんでもこいつウザすぎるだろ」っていう怪しさ。

第一話から全編通して、全キャラ中で明らかにこいつだけテンションが異常に高かった。

ダークな雰囲気にそぐわない存在感で、あまりにも異様だったので俺も気にはなっていたんですが。

あの異様なハイテンションも実は大きな伏線だったんだなと知り、なるほどなと腑に落ちました。

そもそもあの役者は、普段からあんなテンションの奴っぽいので、まさかそれが暗い過去の負い目からきている行動だとは思わなかったわけで、つまりキャスティングが上手いんですね。

誰もが、いかにも悪い奴である岩城滉一さんや気持ちの悪い國村隼さんといった、ビジュアル的にクセがありまくるキャラに目が行っている隙に、実はビジュアル的にも立場的にも「こいついらなくね?」って奴が全ての真相を握っているという。

この透かし方は見事だと思いました。

ラストは、のだめさんもオダギリさんも今までのことが悪い夢だったかのように清々しい顔をしていました。
でもね、お2人の活躍のおかげで、人がすげー死んだり不幸になったりしているんですけどね。言いたくないけど。

藤原紀香さまも、あれで恨みが消えたとは思えないので、出所した紀香さまによる巧妙な「のだめ暗殺計画」を描くセクシーな続編を劇場版かなんかでやったら観に行きます。

そのときにまた感想書きます。
今期もっとも変態で、ブッ飛んでいて、セクシーだった連続ドラマもついに最終回。

しかし謎が多すぎて、マジでこれラスト1時間で終われるの?という懸念でいっぱいだったのですが、いろいろ納得というか、もうタイトルに「Season1」ってついている時点でもちろん気付いてはいたんですが、つまり「終わらせる気ゼロ」ってことでした。

現状でまだ回収されていない謎は以下のとおりです。

●だるまさんの正体

●クラークアルファ作戦の内容

●真木よう子さんのお父様の行方

●テロリストである生瀬さんの裏で糸をひく黒幕(または思想)の存在

今までこれらの謎に関してはチラホラと話題には出ていましたが、全貌はまったく見えない状態です。

当然のように、この4つの真相がわからなければこのドラマが終了したことにはならない。

てなわけで、最終回ではこの謎が解明することを期待していたんですが、見事なまでに謎の真相を保留するという潔さ。

すこぶる刺激的でドキドキワクワクのSeason2予告と共に、「WOWWOWに加入せんかい」というメッセージを残してドラマは終了したのでした。

そして取り残された俺は「WOWWOW、申し込もうかな」なんて、かなり本気で検討したりしているわけです。

来週からSeason2が放映するんですが、ハッキリ言って今回のSeason1は実は導入にすぎないのではないか?と思えるほど、展開が派手に動き出しそうな雰囲気だったので。

ただ、Season1が不完全燃焼だったとか、物足りなかったとかいうわけではなく、テレビドラマとしては映像も脚本も表現も超ハイレベルだったし、サスペンススリラーとしてかなりよくできた作品だったので、実は満足しています。

特に最終回のラストの居酒屋のシーン。

西島秀俊さんと香川照之さんがしみじみ飲んでいたら、店員が香川さんのジョッキの追加注文だけに対応して、西島さんの空いたグラスには気付かず去ってしまいます。

このとき、お互いにバツが悪そうにほほ笑む2人が凄く良かった。
たぶん西島さんが全話通してはじめて笑ったシーンだと思うんですが、そのとき気付いたんですよ。

俺は(というか視聴者は)西島さんの笑顔が見たかったんじゃないかなって。

悲惨な日々を送っていた西島さんが、いつか笑えるときが来ればいいな。
そんな気持ちでこのドラマを見ていたんです。少なくとも俺は。

事件の真相を知ることで、西島さんに笑顔が戻ることはなかったけど、最後の最後にちょっとしたオトボケで西島さんがほほ笑んだ。

それだけでも俺はこのドラマのラストを大いに評価します。

そして、ここまで視聴者(というか俺)の見たいモノを心得て制作してくれているこのドラマのSeason2が俺は死ぬほど見てえ!

どんなカタチであれ、なんとしてでも見ます!

そしてまた感想書きます。