だから私は、貴方とやり取りをしていた私を大事に大事にしていました。
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でも、あの頃の私は、ちょっと自分に無理もありました。
だけど貴方には抑えられなくて。
私は貴方に恋をしたのです。
貴方とやり取りができなくなって、私は、あの日の私のイメージを、
「硬く守らなくては」とそんな感じでした。
貴方が、明日の私に幻滅して、捨てられてしまったら困ります。
だけど貴方は、私を可愛い恋人にはしてくれないのです。
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明日の私は、私の知らない私かもしれません。
私が、知りたくなかった私かもしれません。
私は嫌いなのです。
嫌いな私。
私が私が嫌いな私を、好きになりたかったのかもしれません。
だけど、貴方の中にあるあの日の私のイメージと違ってしまったら、貴方に捨てられてしまうかもしれません。
私はそんなことも考えるのです。
あの日の貴方とのやり取りが、忘れられないからです。
どんなに嬉しかったでしょうか。
心置きなく、私でいられるような。
やっぱり貴方は、私を愛しているのです。
そんなことを自らが言うなんて。
貴方は私に自由を望んでくれました。
私のために貴方が何かを諦めたら、なんだか違うな。とも思います。
貴方のために私が何かを諦めても、やっぱり、何か違うのでしょうか。
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いろんなことを考えました。
今は、
そのすべてがここにある。
と、そんな感じです。
後戻りはさせてもらえないんだなぁ。と、そんな気持ちになります。
私は、
貴方と未知を進んで行きたいのです。