イザナギとイザナミは離婚してない。 | 「向こうの景色を見に行こう」

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“ツインレイ”は自分を信じて進みましょう。あなたにはもう、他者の答えは不要なはずです。
「自分を生きる方が面白い」

それは未知です。 誰も知りません。 あなただけが知っている。

あなたの人生を語り合う相手が、あなたにはもういるはずです。

彼女は次の世を子を育む世にする。と誓いました。

 

育みの世となる新世界

今度の新世界では、ナミとナギによる産み落とされた子たちを育む世にすることを誓います。

 

 

私はイザナギを殺しちゃえばいいと思います。
黄泉の国で共食をして醜い姿になったイザナギが、またイザナミと恋に落ちればいいのです。
今度は女性のイザナミから声をかけて結婚して、黄泉の国にふさわしい化け物でも産めばいいのです。
 
あ、私たちがいるのは地上である葦原の中つ国なので、プロポーズは生きていたイザナギとイザナミに倣って貴方からして下さい。
もし、うっかりどちらかが死んでしまって黄泉の国で再会したら、私からプロポーズしましょう。
まぁ、その頃には死そのものは存在しないかもしれません。
二度と離れ離れにならなくていいように、私たちは今こうなっているのですから。
貴方が逃がしてくれるとは思いません。
 
 
子どもはどうしましょうね。
私は産んでみたい気もします。女なので。
でも、まずは貴方と2人だけの生活を楽しみたいです。
親になる。と言うのはちょっと怖いところもあります。
なんと言いましょう。責任の重さと言いましょうか。
やってみたい気持ちもありますし、でもな。とも思います。
 
貴方はなんだかライバルはいらない。と言ったようでもあるような気がします。
私が出産で死んだら困っちゃいますもんね。
私が子どもに構ってて貴方との時間が減るのは嫌ですか?
まぁ、何か考えていることもあると思います。
 
そこら辺は、イザナギとイザナミに倣いましょう。
 
イザナギが国を造りたい。男の余分と女の欠けた部分を埋めることで。
と言って、イザナミは国を生んだのです。
イザナミはイザナギの願いを叶えたいのです。
 
イザナミは結婚がしたかったのです。だから自分から声をかけたのです。
それで、イザナギは最初の結婚式に口を挟めなかったのです。
イザナギはイザナミの願いを叶えたいのです。
 
 
イザナギはイザナミが子を望んでいると思ったのです。
イザナミはイザナギの理想を実現したかったのです。
ちょっとしたすれ違いです。
お互いを愛しているがゆえに。
 
国を造れと言う神様の命令がいけないのです。まぁ、それがはじまりで、おわりなのです。
だから黄泉の国で2人だけの国を造ればいいのです。
それは神様関係ないのです。
2人で何をしたいのか、1からはじめればいいのです。
 
今度は自分の願いを叶えるために。
 
 
と、言う事で私たちの子どもはどうなるんでしょうね?
まぁ、あんまり心配することはないと言う事で。
 
 
 
イザナギとイザナミは愛し合っているのです。
 
イザナギはイザナミの醜い姿を見て、化け物だと逃げました。
だからイザナミは化け物を貫いたのでしょう。
もう、生きていた妻はいないのだと夫に納得させるために。
美しい妻でいた記憶だけの存在になりたくて。
それがイザナミの愛なのかもしれません。
 
イザナミが1日1000人殺すと聞いて、イザナギは1500人生むと答えました。
だからイザナギは1人で神を生んだのでしょう。
2人で造った国を守り続けるのだと。
妻が殺すと決めた人が足りなくならないように。
それがイザナギの愛なのかもしれません。
 
2人は離れていてもお互いを愛し合った仲なのです。
 
殺されるために生み続ける。それが妻の願いなら。
――自らの役目を果たせなくても国だけは。
 
お互いの存在重ね合って国を造ろう。それが夫の願いなら。
――自らが役目を果たせなくなっても国だけは。
 
 
互いの気持ちは通じているのです。
 
だから2人は離婚していません。
 
今度は、共に恋に落ちればいいのです。
 
 
 
神は未熟なものなのかもしれませんね。