『楽園』ではありません。地獄です。 | 「向こうの景色を見に行こう」

「向こうの景色を見に行こう」

“ツインレイ”は自分を信じて進みましょう。あなたにはもう、他者の答えは不要なはずです。
「自分を生きる方が面白い」

それは未知です。 誰も知りません。 あなただけが知っている。

あなたの人生を語り合う相手が、あなたにはもういるはずです。

アダムは楽園で1人。
動物たちの世話をしていました。
神様から頂いたお仕事です。
動物たちは番い(つがい:雄と雌の一組み)です。

アダムは独りです。
アダムは悲しみを覚えました。
だから神様は、イブを生み出そうと提案します。
アダムの肋骨を要いることで、2人はずっと一緒だと。

アダムは乗り気だったのでしょうか?
なんでもいいと自暴自棄だったのでしょうか?

貴方はうれしかったのではないでしょうか。
貴方の苦しみが、こんなに愛らしい形を模して。

悲しみから生まれた、アダムの最初の恋。
最後の恋で構わない。

 

 


イブは「楽園が地獄である」と言う証明です。
アダムが寂しくなければ生まれていません。
楽園で生まれた苦しみそのもの。

イブは独りです。
アダムは動物の世話に出かけます。
イブはアダムだけいればいいのです。
イブにはアダムしかいないのです。

私は貴方だけいればそれでいいのです。
貴方が、私だけを見ていて下されば。

イブがアダムを愛し貫く。
そこに生まれたのは愛憎です。

 

 


そこを誰が『楽園』と呼ぶことにしたのでしょうか? 

 

 

    

苦しみが無く、楽しさに満ちた場所
パラダイス
幸福のみが存在する場所

 

 

楽園にいたアダムが寂しかったから生まれたイブが、楽園が幸福な場所であると言うと思いましたか?
 
 
アダムを愛するイブの中にあるのは悲しみと憎しみです。
だからこそ、アダムのたった1人でいられるのです。

アダムはイブが生まれた時点で、イブと共にいると決めたのです。
アダムはイブの願いをなんでも叶えたかったのです。
だから蛇を遣わしました。
だから知恵の実を食べたのです。
そして2人で堕ちたのです。
 
 
アダムは恋を持って、イブの愛を知るのです。
イブは愛を持って、アダムの恋を知るのです。
 
 
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