これでもかって程に笑顔を貼り付け、良い先輩を演じた。
本当は今すぐにでも食らいつきたい衝動に駆られたが、流石のオレも公衆の面前でヤるような変態じゃない(…と思いたい)。
「それにそっちが2人なら安心だろ?なんなら他にも連れて来てもいーぜ?(可愛い子なら!)」
笑顔パワーアップ!
すると子猫みたいな顔付きの子が真っ赤な顔をして口を開いた。
小さな唇が動く度に今すぐ吸い付きたくなったが我慢我慢。
「僕たち…今日来たばかりでお部屋の片付けしなきゃいけないので…ご、ごめんなさいっ」
「それって今夜じゃないとダメなのか?」
「はい…ごめんなさい」
ウソだろ。断られた…
ペコリと頭を下げた新入生は慌てて去ろうとするが、賺さず腕を伸ばし腕を掴み阻む。
要するに“今夜”じゃなきゃイイだけだろ?って事で――
「2人の名前は?じゃあ今度教えてあげるからさ」
こんな時の為にと常に持ち歩いてるオレの名前・虹【コウ】と電話番号とメアドが記された名刺を半ば無理矢理に押し付ける。
するとおずおずと名前が小さな唇から告げられた。
「オレは虹(コウ)宜しくゥ!じゃ、連絡待ってるからなァ」
潔く退く。これがオレのポリシー(名刺配る辺り潔くじゃないけどな)だ。
2人に別れを告げて他の可愛い子を捜すべく歩いていると、既にキープ済みの楓(カエデ)を発見した。
楓はさっきのウサギちゃんと違い美人系のスマートな二年で、中々エロくてオレ好み。
長めの明るい栗色の髪の毛は艶めいていて、スラリと細く伸びた四肢と締まった臀部に誘われるように背後から近付く。
さっきお預け喰らったばっかりだし、丁度いいや。
背後から横を通り過ぎる振りをして肩に腕を回し、その流れで誰も居ない空間へと移動する。
「コウ、どうしたの?もしかして溜まってるの?それとも僕に会いたくなったの?」
「ん、どっちも。つかお前がケツ振って歩いて誘惑してたからだろ。そっちこそ溜まってンじゃねェの?」
「ぁん、バレた?でも僕は誰にでも身体を売るような安い男じゃないよ」
後ろ向きに壁に押し付け良く締まったお尻をわし掴み、耳朶に息を吹き付けると楓からは甘い吐息が洩れた。
続→