「ジョーカーゲーム」 柳 広司
こういうお話だとは思わなかったなあ
謎解きミステリーかピカレスク小説だと勝手に思い込んでました
おもしろかったです
時代背景がね 登場人物をより魅力的にしている
カッコいい男たちぞろぞろ
理知的でクール
自分以外 誰も信じないっていうことが
孤独ではなく 自己の確立に必要不可欠だから
当然のことなんだよなあ
些細なことで右往左往している自分てなんて小さいんだろうね
そういえば先日
最近知り合った友人とある会の親睦会についての話をしてて
「みんなが楽しめるようおいしいランチ会てのはどう?」と誰かが言ったら
彼女は
「胃袋を満たすためだけに限りある予算は使いたくない」
と言ったんです そして
「食べなくても親睦はできる」と
カッコいいなあと思いましたよ
彼女はまさしく おなかを満たすことより 脳を満たすことに満足するタイプなんだよなあ
この本全体がそんな感じ かな
余分な脂肪が何もついていない 鍛えられた四肢を想像するような文章ですね
それと エンターティメントの真髄でもあります
シリーズの次作が楽しみです