八大神社(はちだいじんじゃ)
 
祇園社系神紋
神紋は「五瓜に唐花(ごかにからはな):別名「木瓜(もっこう)」と「左三つ巴(ひだりみつどもえ)」。
祇園社系統、つまり素戔嗚尊(明治以前は牛頭天王)を祀る神社で見られる紋。
 
一之鳥居?
 
元々は「八代天王社」と呼ばれていた神社。
「八大」とは「八所御霊」崇道天皇・伊予親王・藤原夫人・橘大夫・文大夫・観察使・吉備聖霊・火雷神(菅原道真)のことで、元々はこれらの御霊(怨霊)を沈めるために祀られた神社のようだ。
創建後の約200年後に牛頭天王が勧請されている。
 
鳥居
 
本殿
 
宮本武蔵が吉岡一門と戦い、「一乗寺下り松の戦」の前に立ち寄ったという神社でもあり、宮本武蔵ファンがよく訪れる神社のようだ。
 
宮本武蔵像
 
朱印:八大神社
八大神社通常の朱印
「八大神社」
 
朱印:八大天王
八大神社には見開きの朱印もあります。
「八大天王」
 

朱印:八大神社
こちらは以前頂いた朱印
 

猿田彦神社(山ノ内庚申)さるたひこじんじゃ やまのうちこうしん)
 
神紋
神紋は「括り猿(くくりざる)。
左よりメインの神紋「神鏡に三つ盛括り猿(しんきょうにみつもりくくりざる)」。
中央は瓦に刻まれる「三つ括り猿(みっつくくりざる)」。
右は提灯などで見られる「尻合わせ三つ括り猿(しりあわせみっつくくりざる)」(通常とは左右反転)」。
 
猿田彦神社
祀神は猿田彦大神。
「庚申さん」「庚申猿田彦神社」と呼ばれる他、「山ノ内庚申」とも呼ばれ、京洛三庚申の一つ(八坂の庚申堂、粟田口庚申堂)。
元々は道祖神を祀っていたが後世に猿田彦を祀るようになる(道祖神が猿田彦化するのはよくある)。
社殿は明治になってから現在地に移動。それまでは安井村に鎮座していた。
因みに安井村には縁切りで有名な「安井金比羅」もあった。
現在地に移動後、山王神社(山ノ内)の御旅所になる。
 
白猿立像神像?
庚申碑
 
普段は無人であり、朱印は山ノ内山王神社にて頂けます。通常は猿田彦神社の扁額を象ったハンコが押されます。
「初庚申」などの神事の際は猿田彦神社の社務所に書き手さんがおられますのでその際は手書きの朱印も頂けます。
 
朱印
山ノ内山王神社で頂ける通常朱印
 
朱印
「初庚申」などの神事で頂ける朱印
 

黄檗宗 葉室山 淨住寺 (はむろざん じょうじゅうじ)

黄檗宗紋:三つ葵(徳川葵)

淨住寺の寺紋は無し。黄檗宗紋のみ使用されています。

境内

隠れた紅葉の最高のスポット。
公家である葉室家の菩提寺として知られる西京区の淨住寺。
天台宗より始まり、真言律宗から黄檗宗の流れで宗派が時代とともに変化してきた。
現在も大きな境内だが、かつてはこの数倍もの広大な境内を所有していた。
北は西苔寺川、西は山田道付近、南は葉室御霊神社(こちらは朱印ありません)付近まであったようだ。
東の山の中には松尾大社社家の墓もある桜谷墓地があり、その奥には現在は廃寺だが、清水寺と対をなしたという「法華山寺」があった場所である。

亀甲竹

境内には「亀甲竹(きっこうだけ)」という珍しい竹の他、京都ではこちらだけにあるという「四方竹(しほうちく)」もあります。
葉室菱(割菱)
四方竹を四つ重ね、斜めに切ったものを天皇に家紋にせよと葉室家の紋が定められたとか。
見た目は通称割菱と言い、いわゆる武田菱ですが、武田氏よりも家紋の歴史は古いようです。
(武田氏が割菱を使い始めたのは信玄の時代から。信玄も含み武田氏では花菱紋が使われていた)

籠目(六芒星)

余談ですが、黄檗宗では写真のように必ず「籠目(かごめ)/六芒星(ろくぼうせい)」を入れるそうですが、その理由は不明とのこと。

方丈からの庭

方丈は仙台より移築した伊達家の屋敷。
7/30(土)に私が主催する京都家紋研究会で初のイベントをこちら淨住寺さんで行いました。
https://www.facebook.com/events/1229337473745436/

朱印の対応が出来ないこともあるようです。ご注意ください。

朱印

洛西観音霊場第三十番:聖観音

吉田神社(よしだじんじゃ)

吉田神社の神紋:下がり藤

吉田神社の神紋は「下り藤(さがりふじ)」。本殿の提灯には「斑入り下り藤(ふいりさがりふじ」。


建御賀豆智命(たけみかづちのみこと)を祀る神楽岡の吉田山に鎮座する神社。
節分の発祥の地でであるともいわれる。

吉田神社


吉田神社の朱印は本殿だけでなく、斎場の大元宮をはじめ、末社である菓祖神社、山陰神社、竹中稲荷神社の合計五種有ります。
末社の菓祖神社と山陰神社は朱印がなく、筆書きされるだけのものです。
朱印が無いため、これを御朱印と呼ぶのかどうかは「?」な気もしますが。。。
全て社務所で頂けます。



吉田神社

吉田神社
祀神:建御賀豆智命


大元宮

斎場所大元宮(さいじょうしょだいげんぐう)
祀神:天神地祇八百万神
大元宮



菓祖神社

菓祖神社(かそじんじゃ)
祀神:田道間守命
菓祖神社



山陰神社

山蔭神社(やまかげじんじゃ)
祀神:藤原山蔭
山陰神社



竹中稲荷神社

竹中稲荷神社(たけなかいなりじんじゃ)
祀神:宇賀御魂神、猿田彦神、天鈿女神
竹中稲荷神社





以前に頂いた吉田神社の御朱印。
こちらは「神仏霊場会」のものです。
吉田神社朱印神仏霊場会



天満宮/火除天満宮(てんまんぐう/ひよけてんまんぐう)

天満宮の神紋:星梅鉢

天満宮の神紋は「星梅鉢(ほしうめばち)。

四条寺町を下がった所にひっそりと「火除天満宮(ひよけてんまんぐう)」がある。
元々は大雲院の鎮守社の天満宮であった。

火除天満宮


大雲院は現在丸山公園の南にあり、通称「銅閣」としても知られる。(因みに大雲院にも朱印あります)
正式名称はあくまでも「天満宮」であり、京を襲った度重なる大火を免れたことから「火除天満宮」の通称名で呼ばれるようになった。

社務所はあるが普段は人がおられることがほぼ無く、朱印は火除天満宮の斜め向かい(少し南下)にある「岡本鏡店」で頂ける。(岡本鏡店は日曜祭日はどうやらお休みのようです)

朱印