「ふざけやがって」
表面は無害な人間を気取っておいて、しっかりと彼女を狙い、ライバルである在明を露骨にもブロックしたMに対し、在明は驚きと怒り、そして人間の醜さのようなものを感じた
「そっちがそう来るなら、こちらもブロックするまで」
在明もまた、Mをブロックした
彼女は、在明が時折話しかける度に喜びを示してくれるようになった
「久しぶりにお話できて嬉しかったです。今夜はグッスリ眠れそうです」
「在明さんが行った◯◯展、私も行ってみました」
「在明さんとお話すると心が楽になります。それってすごい!カウンセラーとか向いてそう!」
「在明さん最近忙しそうですね」
「約束ですよー」
「」
それらの言葉の裏にある彼女の意図を知りながら、在明は彼女から以前より距離を取り続けた
それは積極的にでは無いにしろMなんかと話す彼女への当てつけでもあったのだろう
そしてついにその時が訪れた
〜続く〜