「今日は仕事終わりに筋トレして来ました」
「前からあの商品が気になってます」
「今日は○○を作って食べました」
「まだまだ精進します」
無難な呟きばかりだという印象だった
誰も敵に回さず、誰からも嫌われない
それは彼女とのやりとりでも同じだったが、やけに積極的に絡んでいるのが在明は気に入らなかった
在明はそんな本心さえも偽って
彼女を楽しませ、支えてくれる人が増えるのは良い事ではないかと自分を騙し、次第にそれは「俺が話しかける必要はない」に変化して行く
彼女はそれでも在明に話しかけてくれたし、Mには在明にほど自分から絡みに行く様子は無かったのが、在明に優越感と安心を与えていた
しかし本心ではMが邪魔な在明は気になり、何度もMのページを見に行く日々を続けた
某SNSのように見にいった形跡が残るわけではないからかまわなかった
そんなある日、いつものようにMのページへ飛ぶと、在明は軽い衝撃を受けた
「Mにブロックされている」
〜続く〜