最近彼女はそんなことを呟いていたが、それが関係しているのだろうか?
健忘「けんぼう」とは、脳の自己防衛機能で、例えば抱えきれない辛い体験をすっぽり消去するようなものらしい
彼女は入退院を繰り返していた
その中で、在明には見せない苦悩は想像を超えるものであったろう
だが、在明にはそれをリアルに思いやることは出来ていなかったのかもしれない
その理由の一つに、少し前から現れたライバルの存在があった事は否定出来ない。
仮に彼を「M」としよう
今まではずっと在明と彼女だけのやりとりがつづいていたが、Mもまた、彼女によく絡み始め仲良くなっているようだった。
「どこか胡散臭いな。どんなヤツだろう?」
そう思い在明はMのページに行ってみた
〜続く〜