第一話 『出会い』 | つばさの小説ぶろぐ★

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まだまだ未熟者ですがよろしくお願いします!
そして読んでくださる皆様!感謝でいっぱいです!


 四月。

 校庭の周りにはピンク色の花がいっぱいに広がっている。


 ここは旭高校。

 今日は私たちの入学式。

 …といってもそんなにたいしたことはしてないんだけど。

 ただ、校長先生の話って…予想通り長いのね。


 私は正直…頭がいいなんて言えたものじゃない。

 それでも偏差値53のこの高校に入れたのは絶対奇跡。

 神様だって間違いは起こすみたい。


 長い入学式が無事に終わり、私のクラス『1-B』の教室に移動した。

 教室に入ってすぐ、小さな女の子が私に話しかけてきた。

 「ねぇ!名前、なんていうの?」

 すごく小さくて、声が高い女の子。

 165cmの私の肩よりも低い。

 「…唐沢詩織っていうの。よろしくね。」

 「詩織ちゃん、背高いねー!あたしは林あみ。メアド交換しよっ!」

あみと話し終わった私は自分の席に向かった。

 私の席は…っと…。

 あった。窓際の一番後ろだ。

 いわゆる漫画とかの主人公の席。

 そして気になるのはやっぱり隣の席の人。

 私はチラッと見た。つもりだったんだけど…。

 心臓の音がだんだん、速く大きくなる。

 少し長めの髪、長いまつげ、白い肌…

 きれいなその横顔に…

 私は一目惚れしてしまいました。





 「…あんまり見られると照れるんだけど…?」

 うわ。わたし、なに見とれてるの!?

 「えっと…ごめん…?」

 「なんで疑問なの。」

 「ッ……!」

 クスッと笑う彼を見て、またドキドキする私。

 …単純。

 「…じゃなくてさー、名前。教えてよ。俺は西野剣悟。お前は?」

 「名前?私の?…唐沢詩織。あ、お隣よろしくね?」

 「ふーん。じゃぁ…『しお』ってよんでいい?』

 「…ん。わかった。じゃあ私は…剣悟…って呼ぶね。」

 私は剣悟とメアド交換をした。

 こうして私は『天使』と出会いました。


 



 「おい、詩織!さっきの俺の新入生代表の話、聞いてた?」

 この人は私の幼馴染の大沢蒼汰。

 新入生でトップの成績だったらしく、新入生代表の話をしていた男。

 何でか〈頭のいいバカ〉に育ってしまった人。

 「え?あー、あれ聞いてたよ?超棒読みだったんだけど。」

 あれ、なんか蒼汰がショック受けてる。

 そこへあみがやってきた。

 「詩織ー!その人だれ?もう彼氏作っちゃったの~?」

 「そんなのじゃないよー。幼馴染の蒼汰。只今絶賛彼女募集中。」

 「あぁ!?そんなわけ…」「へぇー、私も彼氏募集中!よかったら付き合ってねー!」

 うわぁ…。

 あみ、話割って入ってきた…。

 こういう子は少し苦手かも…。

 「じゃぁ蒼汰、高校でもよろしくね!」

 「おう!」

 自分の席に戻っている時、何か冷たい視線を感じて振り返った。

 え?なんでよ。

 あみが、私を睨み付けていた…。

 私と目があったのに気づくと、さっきの優しいそれに戻した。

 あみって…何を考えているのか分からない。

 ちょっと怖いな。

  



 「しお!どうした?春なんだしそんな難しい顔すんなよ。」

 そういって、ニコッっと微笑む天使…じゃなくて、剣悟のおかげなのか

 あみのことは忘れることができた。

 

 今日は学校が早く終わったしまっすぐ家に帰って休もうと思って

 私は一人でバス停に向かった。