今回は、危険ということを知ることで安全に運転できるようになる・・・はずです。
自動車は一度走りだしてしまえばブレーキを踏むか、物に激突するか、壁に激突するかしなければ止まりません。
自分の意志で止まる以外は事故によって止まるしかないのです。
そういうと走っている時がいちばん危ないと考えがちですが、いちばん事故にあう確率が高いのは走り出しの瞬間や、低速で走っている時だったりします。
運転中、一番気が抜けている時間ではないでしょうか。
高速走行中は緊張していて、余程でなければ気を抜くことなんてないはずです。
ですから安全に走れることは別として、事故を起こすことは低速走行中に比べても低いはずです。
いちばん事故を起こしてしまう低速走行中や走り始めは、緊張感を欠いていますから事故を起こしてしまいがちです。
とくに走り始めというのは、止まることが頭にありません。
アクセルを踏むことしか頭にありませんから、とっさにブレーキを踏めないのです。
もし、危険が目の前にあったとしても、前進することしか考えていなければアクセルを踏み込むはずです。
危険を察知したとしてもアクセルは踏み込んでしまいます。
その瞬間に事故を起こしてしまうんですね。
さらに、止まっている時に死角は本当に死角になってしまいます。
走っていれば周りの景色は動いていますので、Aピラーの死角になっているところでも、次の瞬間には走っている景色に合わせて死角から現れます。
でも止まっているときは死角に入った物や人は見えません。
動くその瞬間まで死角の中にいれば、運転手からは見えないものです。
動かし始めて初めて死角を見ることができますが、その時にはアクセルを踏み込む心の準備はできていて、踏み込むことしか考えていないはずです。
止まっているということは信号で止まっている状況の事が多いはずですから、死角には人がいる可能性が高く、そんな状況でアクセルを踏むことしか考えていなければ、信号待ちをしていた死角に入っていた歩行者と接触してしまう可能性があるんです。
止まっているから事故を起こさないのではなく、止まっていて死角があるから事故を起こす可能性があるのです。
それがわかれば必然的に止まっている時から緊張していなければならないということですね。
安全運転には運転技術も必要だけど、それ以前に安全であることに心がけることが必要だということです。