ご来訪ありがとうございます。
以前の吹き抜けに続き、
再び、家づくりの話。
別になくても困らないけど、
あると非常に便利なお部屋、
「家事室」
現代では、
ランドリールームとしての利用が
多いかもしれませんね。
必要な面積から考えると、
結局、3畳から5畳弱とは言え、
およそ一部屋分、
洗濯スペースに回してしまう訳で、
ちょっと贅沢な利用法かも
しれません。
それでも敢えて、
家事室を作るメリットと
デメリットを考えてみようと
思います。
完成前の写真ですが、
我が家の家事室の写真。
向かって左側の開き扉が
脱衣所兼洗面所に
繋がっています。
現在は下段に洗う物、
中段より上は洗った物を
収納しています。
メリットから
1.洗濯機と乾燥機のスペース
特に、戸建てでガス導入を
考えている人は、
強力なガス乾燥機の導入を
検討すべきと思います。
電気に比べて、
早いし乾くしフワフワ。
とは言え、
洗濯機・乾燥機一体型に比べ
スペースを取ります。
入れ替えの手間もありますが、
全ての衣類に乾燥機での
乾燥が適している訳ではないので
この辺りは妥協すべきかと。
高さもありますが、家事室があると、
圧迫感もあるこのアイテムを
気にせずおけるのがまず強み。
音も、直接洗面所に置くより
気になりません。
2.収納として
普通、家事室には
他人を入れることは
あまりないと思います。
なので、いざと言う時の
収納に使えます。
いざと言う時だけでなく、
掃除機などの
生活感溢れすぎてしまうアイテムも
目につかないところへ
片づけることができます。
3.配置を工夫すると便利
脱衣所から、
家事室へ洗濯物を
渡す経路を作ると
非常に便利かつ、
脱衣所が散らかりません。
また、家事室から脱衣所への
経路にもなり、
洗濯して畳んだ物を
また脱衣所へ渡すことができれば
一々洗濯物を
運ぶ手間も無くなります。
特に肌着とかは
風呂上りにすぐ使うと
思われますので、
猶更便利。
まぁ、衣類によって
部屋干し、ガス乾燥機、
浴室乾燥機は使い分けた方がよいので
必ずしも思った通りの動線には
ならないのですが……。
4.部屋干しのスペース
部屋干ししません
という方には関係ないですが、
洗濯物が人目に付かず、
生活感が出なくなります。
我が家はガス乾燥機、
浴室乾燥機、
そして、この部屋干しスペースが
ありますが、
高熱に弱い物は
ここの部屋干しスペースで
干すようにしています。
以前のテーマでも紹介した
アイテムですが、
部屋干しに大活躍。
下の大型の物は、
夏の除湿器としても
使用しています。
一応家事室からも
直接外干しできるのですが、
PM2.5とかもあり、
あまり使いません。
5.趣味部屋として使える。
これは広さと、
室内の配置次第ですが。
6.生活感を表に出さない家
2と被りますが、
見せたくない物は
見せない家になります。
それではデメリットを紹介。
1.スペースを取られる
やはり、それなりに
広くないと、
作業ができません。
アイロンがけを
する場合には、
他のアイテムの収納も
考えておく必要があります。
2.パントリーに向くかどうか微妙
ネットの意見として、
家事室とパントリーが兼用できる
などと言う話も出てきます。
結論から言うと、
半分正解だし、
半分間違いだと
私は思います。
理由は部屋干しをする
と言うことは、
高い時の湿度は高い
と言うことです。
加えて、除湿器が作動すると、
物によっては
多少とは言え室温が上がります。
なので、野菜などの生ものは
早く痛む可能性があります。
逆に、ペットボトル飲料とかは
あまり問題ないでしょう。
3.油断するとあっという間に埋まる
これは個人差あるでしょうが、
そんなに広いスペースではないので、
油断していると、
あっという間に
物で埋まります。
と、ここまで家事室について
話をしてきました。
実際のところ、家事室は
あると便利ですし、
慣れると家事室無しの生活には
戻りたくないとも思います。
とは言え、スペース面では
デメリット0とは言えず、
導入は慎重に考えるべきと
思います。
そんな中でも、
特に前向きに検討して欲しいのは、
「バスタオルを掛ける習慣のない人」
ではないでしょうか?
バスタオル掛けの下に
洗濯機を置くケースは非常に多く、
本来バスタオルを掛けるスペースが
無駄になります。
かと言って、洗濯機の真上に
収納スペースを作ると、
将来洗濯機のサイズに制限が出たり、
洗濯機の上のスペースに
手が届きにくかったりと
不都合が多いかと思います。
つまり、タオル掛けのスペースを
家事室に回せる分、
ちょっとハードルが下がるのでは
ないかと思います。
これから家づくりを考えている方に
少しでも参考になればと思います。
今回は以上。
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