カラオケ・・誰か連れってて~ ブログネタ:カラオケ、最長何時間いたことある? 参加中本文はここから独身時代なら仕事終わってすぐから次の日の仕事開始まで居座った記憶が・・・ヾ(@°▽°@)ノ今は全くいけてませんo(TωT )誰か、音痴のくせにカラオケが好きな俺をBOXへと連れ去って(笑)
琥珀色の明日~13~言葉を考えるより先に体が動いた。胸ぐらを掴まれている女性が俺に気付き、小さく声を上げる。相手が反応するよりも速く、男の無防備に晒された脇腹へと拳を撃ち込んだ。「ぐあぁっ・・」身構える隙がなかったのだろう、男は苦しげな声を吐きながら踞った。「大丈夫ですか?どうして・・・」襲われた理由を訊ねた薄暗がりの中、垣間見た女性の姿に、今がどんな状況だったのかを忘れかける。頬を染める痛々しい痣。其れすらも忘れさせてしまいそうな強い瞳。今、腕の中にいる女性はなんて凛としているのだろう。その一瞬が悪かった。男の気配に気付くのが遅れた。「邪魔すんじゃねえよっ、このジジィ!!」男はいつ取り出したのか右手にナイフを握っていた。薄暗い路地の中、鈍く光るナイフとギラギラした男の眼だけが浮かび上がる。足を捻ったのか歩くのもきつそうな女性を放ってはおけないよな。唸り声を上げこちらに突っ込んできた男に、なんの策も無いまま向かい合った。左腕に電気が走る。気にせずに男の襟首を掴み、力任せに投げ飛ばした。まーちゃん、俺にも出来たよ。なんてことを思ってはみたものの、予想外に痛みが酷いな。無様にも俺はそのまま気を失っていた・・・。next→
琥珀色の明日~12~「将隆のケチ。いいですよ~、一人で遊びに行くもんね~」俺も我儘を言ってるのはわかってるんだけどさ。仕事辞めたら暇すぎなんだよな~。だからって今すぐにしたいと思うモノが見つかるかというと・・ないんだよな。もーーっ!!考えるのは止め!取り敢えず飲みに行くことに決定。って、出てきたはいいけど何処で飲むかな?飲み屋街のギラギラした看板を見上げては見たものの、今の気分に合う店は無いみたいだ。時々そでから掛けられる呼び込みを笑顔で躱し、流れに逆らうように俺の足は進んでいく。通りも外れに近い少し寂しい路地の辺りから声がしたような?入る店すら見つからずにいた俺はつい、本当にちょっとした好奇心から覗いていた。たぶん将隆なら絶対にこう言うだろう。『そんなだからバカをみるんだ』はい仰る通りです。そうやって問題を起こすたびに将隆に迷惑を掛けてますよ、バカな俺は。だけど性格なんだよな~。好奇心のが将隆のお説教より俺の中では大きいんだ。まぁ、将隆に怒られるの嫌じゃないし。そんなことあいつに言ったらシバかれるんだろな。そんなことを思い出し、酔っぱらいでも居るのかと思って覗いた先に見えたのは、殴られそうな女性の姿だった!next→