やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -25ページ目
夜空を明るく照らす
月光
空高く流れる雲
上空では強い風が吹いている
瞬く間に通り過ぎて行く
この風は
やがて厚い雲を
運んでくるのだろうか
・・・
「おや、今夜はお星さまの
エスコートですか?」
届けて下さって
ありがとうございます
白き聖獣の様だ
と称された王家の鎧
それは古の鎧を模して
王
自らの手で建造された
伝統の美しい
フォルムは無限の強さの証
空を飛び
強大な侵略者を一掃する
・・・
でも
それは、遠い未来のお話。
未完の鎧は
その本当の力を得られるまで
鎧に寄添う妖精と共に
永い眠りについた。
いつか封印が解かれ
新たな王の元で
王国を守るまで
・・・・
長く尾を引いて
旋回する
蒼の衝撃
群から離れ
縦横無尽!
時に群の両翼を固め
時に僚機とペアで
オーディエンスは
悲鳴と感嘆の
狭間
スパイスの効いた
ソロ機こそ我が憧れ
夕暮れ迫る
都会の一角
眩いライトに照らしだされる
仮想空間
舞い降りるのは
アスファルトの妖精か
月の魔女か
甘い香り
視線のレーザービーム
惑わされ
心臓を鷲掴みにされ
ながら
僕は
蛍石にその姿を
捕えその力を封印できただろうか
下り坂の直線を
トップスピードで駆け降りる
SUPER GT CAR
折からの雨で
滑る路面
思い切り減速し
L字コーナーに
に飛び込んでゆく
観客も
ドライバーも
アドレナリンが体中を駆け巡る!
緊張の一瞬
・・・・
明日のレースの行方を
決めるぎりぎりの
アタック!
ストイックな
スピードの世界

