やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATION Ver.A -11ページ目

やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

きれいなつきだよ

ごらん

まるできらめくクリスタル


もこんなに近くに


手を伸ばせば届きそう

本当は彼方の空の上


そっと手をのばして

掌で包み込む

それは輝くクリスタル


今夜は

君に明るい夜を

プレゼントするよ


静かに手を広げ

まあるい月の光が

届くように





やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

厳冬

今年は各地でこんな

言葉が似合う


急流の美しい滝も

氷で覆われ

水の流れは

氷塊の下


地吹雪で

前方の視界が妨げられ

降り積もる雪で

路面の状態もすぐれない


こんな時でも

この季節でしか出会えない

風景を探して

ふらりと出かける


僕もまた

風任せってことか?







やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

ドアを開けた

アルミのサイドシルを跨いで

コックピットにエントリー

今日は何処まで行こうか

物言わぬ機械に話しかける


排気管から水蒸気が上がり

水温計の表示が出たら

走り出そう

君のビート

僕のハート

風の巻く音と

ROCK’n ROLL



やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

もっとも偉大な

侍の王

死してなお

八州の鎮守となって

関東平野の北の果て

北極星を背負って

眠りについた


国宝 陽明門

500を超える彫刻を纏い

194体の霊獣

が睨みを利かす。

軒下に並ぶ龍四隅の龍は雲の上

鳳凰が咥える鈴を追う様に

龍の下には

謎の霊獣「息」 「いき」と読むのか「そく」と読むのか

それさえ伝えられていない。

目抜きの龍の周りには

蹄を持つ龍馬

わずか数百年の間ではあるが

その極彩色を失われることなく

受け継がれた

荘厳な建築物は

いまや世界遺産として

これからも

日乃本の国を見守り続ける

・・・

いやこの堕落した

世界を愁い

呪うのだろうか?






やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

母なる海

翼の様に

大きな鰭を煽りながら

海面から海底の楽園へ誘う


光る甲羅に幻惑され

いつしか目にするのは

龍の塒か?

時の狭間か?



この先は恐ろしい闇

やさしい 悪魔DEVI の INTO TEMPTATIPN Ver.A

闇に浮かぶ

ジェリーフィシュ

しかしその光は

旅人を照らす灯台か

光に引き寄せられる者を捉える罠か